毎日いそがしく家事や仕事に追われて「なんとなくしんどい…」と、感じることはありませんか?もしかすると原因は暑さで疲れているだけではないかもしれません。
なんとなく気持ちが沈んでいると感じるときは、ふだんの習慣や思考が影響していることがあります。今回は元汚部屋出身で現在は整理収納アドバイザーのおかさんが、気持ちを軽くするために、やめる方法を3つご紹介します。

1.「毎日ちゃんとやらなきゃ」をやめる
家事や仕事、育児に追われて「毎日ちゃんとやらなきゃ」と、思っていませんか?確かにやることをこなすことは大切ですが、すべてを全力で完璧にしようとすると疲れて、ストレスを抱えてしまいます。
毎日やることが山積みで、気持ちに余裕がなくなりがちなときこそ身近な便利アイテムでラクに乗り切りましょう。食事ならレトルトや冷凍食品、スーパーの惣菜などを活用し、育児なら子どもとタブレットをいっしょに見たり、寝転びながらできるお絵描きなどもおすすめです。
テストで毎回満点をとるのは大変なように、日々やることも完璧を求めず「できることをできる範囲で続ける」と、心と体がラクになりますよ。
2. 人と比べすぎない
ママ友やSNSで他の人と比べて「私って全然できていない…」と、落ち込むことはありませんか?他人やSNSで見る生活は、どうしてもいい部分だけが目に入りやすくなりますよね。でも、ライフスタイルはそれぞれ違うもの。見えない部分では誰しも不安や悩みを抱えているかもしれないのです。
誰かと比べて「できていない」と自分を落ち込ませず、比べるのは自分だけにしましょう。大切なのは、他人の基準で振り回されずに自分のペースで暮らしを大切にすることです。自分の価値を他人やSNSに委ねず、自分と家族が満足できる暮らしなら、それで十分ですよ。
3. 予定を詰め込みすぎない
せっかくの休日に「出かけなきゃ」「何かしなきゃ」と、思っていませんか?確かに、休日にできないことをやるのは有意義ですが、予定を詰め込みすぎると、逆に疲れてしまうこともあります。
休日や空いた時間のときこそ、あえて予定をつくらないようにしてみましょう。お茶や読書など自分の好きなことをして過ごすとリラックスできるだけでなく、気持ちや体調を整えることもできます。
毎日がんばっているからこそ、休むことを大切な予定として自分を労わると、次の日からの活力も生まれますよ。
自分の心をケアして、心地よくすごそう
日々のいそがしさに追われると、つい心の疲れは見逃してしまいがちです。でも、心の疲れは目に見えにくいため、意識的にケアすることが大切です。心地よくすごすために、ぜひ、ご紹介した方法を参考にしてみてくださいね。
■執筆/おかさん
元汚部屋歴10年から整理収納アドバイザーに。自分にちょうどいい塩梅で暮らしを整える「干物主婦スタイル」で、片付け、商品紹介、家族関係など、暮らしや気持ちがラクになることを発信。インスタグラムは@o_ka_sa_n
編集/サンキュ!編集部