運気を上げるなら、玄関から!風水式「整える」部屋づくり
2020/06/21
風水学では、住まいはそこに住む人自身を表すと考えられています。もしあなたの部屋が散らかり放題でガラクタだらけだとしたら、それは体内に毒素をため込んでいるのと同じこと。そんな家で暮らしていれば、気分は沈み、運気は下がるばかり。逆を言えば、部屋をすっきり整えることで毎日はもっと明るくハッピーなものになっていくはず。
風水コンサルタントのユキ・シマダさんに、家中の気の流れをよくできる「風水式お片づけ」の方法を教えてもらいました。今回のテーマは「玄関」です。
玄関を整えることでいい運気が入ってくる
家の顔とも言われる玄関ですが、風水学的にもとても重要な役割を果たす場所です。
外から流れ込んでくる「気」にはいい気もあれば悪い気もあり、そのすべてが入ってくる場所が「玄関」にあたります。いい気を呼び込むには、いつも玄関を清潔に保ち、邪魔な物がないすっきりとした空間にすることが大事。
今日からできる整え方をご紹介していきます。
1)脱いだ靴を出しっぱなしにしない
玄関に一歩入ったら、何足もの靴がごちゃごちゃに散らかって足の踏み場もない…。これでは、どんないい運気も逃してしまいます。
泥のついた靴のように汚れたものは悪い気を運び、靴が散乱している状態は気の混乱を招くと言われています。靴はすぐに泥や砂を落としてシューズボックスにしまうのが基本。
同じように、ダイレクトメールや宅配物を置きっぱなしにするのも、本当に取り込むべきポジティブな情報を遠ざける原因となります。玄関先に置く場合には、郵便物を入れるためのボックスなど、きちんと「置き場」を作るのがいいでしょう。
2)玄関のドアやマットは清潔をキープ
玄関はすべてのエネルギーが入ってくる場所。ホコリや泥で汚れている状態ではいい気は入ってきません。
玄関のアプローチやたたきは常にきれいな状態を保ち、ドアはいつもピカピカに磨いておきましょう。
玄関マットには外から入ってくる悪い気を落としてくれる役割があり、風水的にいいアイテムとされています。ただ、敷きっぱなしにしていると、マットそのものにネガティブなエネルギーが溜まっていってしまうので、こまめな洗濯は欠かせません。「最後にいつ洗ったっけ?」という人は、逆に運気を下げているので要注意です。
3)アロマの香りで運気を上げよう
玄関を開けたときに生活臭がすると、それだけでネガティブな気持ちになりませんか?
アロマセラピーは、風水ではとても大事な要素のひとつ。
特に玄関は、外から入ってくるいい気と悪い気が常に交差する場所なので、太陽をたっぷり浴びて育った植物由来の香りを吸収することで、いいエネルギーを取り込めるとされています。
香りは好みのものでよいですが、アロマポットやディフューザーなど見た目にもこだわって選ぶのがポイント。玄関がより心地いい空間になることで、いい気を取り込みやすくなりますし、疲れて帰ってきた家族のこともきっと癒してくれるはずです。
Have a try!
□家族に「靴は脱ぎっぱなしにしないこと」と言ってみる
□玄関のドアを磨いてみる
□好みのアロマを探しにお店に行ってみる
監修/ユキ・シマダ
風水コンサルタント・インテリアデザイナー。アメリカに20年間滞在し、主婦業の傍らインテリアデザインを学び、トップデザイナーに師事。その後ドイツで風水学の権威Dr.Limのもとグローバルな風水学を学ぶ。現在は新築やリフォームなど風水建築デザインのプロデュース、「風水ライフコーチ養成講座」の開催など多方面で活躍。『捨てるほど幸運がやってくる』(宝島社)、『運がよくなる片づけと部屋づくり』(主婦の友社)など著書多数。
撮影/田村昌裕 スタイリスト/檀上曜
取材・文/妹尾香雪
ライター&エディター。『サンキュ!』などの女性生活情報誌、WEB、書籍などで、インテリアやお金、結婚・子育てといった女性のライフスタイルについて執筆中