キッチンを変えると、家族の運気が上がる!風水式「整える」部屋づくり

2019/07/04

風水学では、住まいはそこに住む人自身を表すと考えられています。もしあなたの部屋が散らかり放題でガラクタだらけだとしたら、それは体内に毒素をため込んでいるのと同じこと。そんな家で暮らしていれば、気分は沈み、運気は下がるばかり。逆を言えば、部屋をすっきり整えることで毎日はもっと明るくハッピーなものになっていくはず。

風水コンサルタントのユキ・シマダさんに、家中の気の流れをよくできる「風水式部屋づくり」の方法を教えてもらいました。今回は「キッチン」です。

清潔なキッチンは家族の健康を守る

キッチンは人間の体でいえば「胃と消化器」にあたる場所。風水学ではここを整理整頓することで、家中に「栄養」を行きわたらせて、家族の健康を守ると考えられています。

とはいえ、キッチンは毎日使う場所。あちこちに物が散らばっていたり、鍋が焦げついていたり、油が飛び散っていたり…。綺麗にしなきゃと思いつつも手が回らない人も多いと思います。

でも、こうしたキッチンは使っていて気持ちよくないのはもちろん、風水学的にもマイナスの気をもたらします。運気の上がるキッチンにするにはどうすればいいのでしょうか?

鍋やフライパンはピカピカに磨く

毎日使う鍋やフライパン。どうせ汚れるからと焦げつきをそのまま放置していませんか? 鍋というのは風水的に「金」の気を持つので、そこに焦げである「火」の気があると金運がどんどん下がってしまいます。

焦げた鍋やフライパンがあったら、ピカピカに磨いてみましょう。それによって、いいエネルギーが取り込まれて金運も磨かれていきます。

同じように、コンロや換気扇が油でギトギトに汚れているのも、気を停滞させる原因に。こまめに掃除をして気持ちよく換気扇を回し、キッチンの風通しを常によくしておくことが富と繁栄にもつながります。

生活感のある物を出しっ放しにしない

キッチンって、とにかく物が多いですよね。調味料、鍋やフライパン、食器、ビニール袋、お弁当グッズなどなど。これらをキッチンカウンターや流し台に出しっ放しにはしていませんか? すぐに手が届くところにあると使い勝手がいいのはわかります。でも、物が乱雑にあふれたキッチンというのはよい気を運びません。

生活感のある物は、整理整頓して棚や引き出しの中にきっちり収納しましょう。毎日使う調味料のように「どうしても出しておきたい物」があるなら、おそろいの容器などに詰め替えて、インテリアとして見せるのがおすすめです。

インテリアにウッド素材を取り入れる

最近は、白で統一されたキッチンが流行っています。真っ白い空間というのはすっきりと整っておしゃれに見えますが、同時にそこにいる人の緊張感を高めてしまうとも言われています。

風水学では、色彩のあるもの=パワーがあると考えられています。キッチンは「火」と「水」のエネルギーがぶつかり合う場所なので、それらを中和してくれる「木」や「土」の色、つまり緑やブラウンの小物をプラスするのが運気アップの秘けつ。

キッチンの片隅に小さなプランツを置いたり、トレイや鍋敷きを木製にしたり、フレッシュなハーブやフルーツを飾ったり。ぜひ差し色として使ってみてください。

Have a try!

□焦げた鍋やフライパンを磨いてみる
□出しっ放しの物をしまってみる
□小さなプランツを置いてみる

監修/ユキ・シマダ
風水コンサルタント・インテリアデザイナー。アメリカに20年間滞在し、主婦業の傍らインテリアデザインを学び、トップデザイナーに師事。その後ドイツで風水学の権威Dr.Limのもとグローバルな風水学を学ぶ。現在は新築やリフォームなど風水建築デザインのプロデュース、「風水ライフコーチ養成講座」の開催など多方面で活躍。『捨てるほど幸運がやってくる』(宝島社)、『運がよくなる片づけと部屋づくり』(主婦の友社)など著書多数。

撮影/田村昌裕 スタイリスト/檀上曜 
取材・文/妹尾香雪
ライター&エディター。『サンキュ!』などの女性生活情報誌、WEB、書籍などで、インテリアやお金、結婚・子育てといった女性のライフスタイルについて執筆中。

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