被災したあの日からママたちがやっていること7つ
2019/09/22
毎年、各地で自然災害が発生している日本。実際に災害に遭った人はどのようなことに心がけているのでしょうか。今すぐできる防災対策をご紹介します。
被災経験のあるママたちの声
(1)ふだんから片づけをしておく。災害時に物を探すとき散らかっていたら、時間がかかるし焦るもの。昨年台風で丸2日停電したが、片づけをしていたため、すぐに必要な非常用品を手にできた。
(サンキュ!アンバサダー 小林りなさん)
(2)仲直りはその日のうちに。
(サンキュ!アンバサダー acoさん)
(3)出先では行けるときにトイレに行っておく。都市部の女子トイレはただでさえ混雑しているので、それが災害時となったら相当なもの。都内に限らず出先では常に意識して心がけています。
(サンキュ!アンバサダー oshimiさん)
(4)町内会の防災委員です。地域の人とおつきあいすることによって、自分がその場にいない場合も、子どもが頼れる関係をつくっています。
(サンキュ!アンバサダー ちはちさママさん)
(5)防災士の資格を取りました。防災で最も必要なことは〝正しい知識〞。人はいざとなると「今まで大丈夫だったから」といった根拠のない自信に惑わされがちなど、災害時の心理も学べて役立っています。
(サンキュ!アンバサダー みずたま。さん)
(6)災害時にはATMが使えなくなって出金できないケースをテレビで見ました。以来、ある程度の現金を手もとに置くようにしています。
(サンキュ!アンバサダー Y.Fさん)
(7)他県からの義援金や支援に励まされました。どこかで災害が起きたとき、自分が支援できることを調べるようになりました。
(サンキュ!アンバサダー marmさん)
ダイエットよりも続けるのが大変なのが「防災対策」
「ダイエットは努力で結果が出ますが、防災はいつ起きるかもわからないのに対策をし続けなければなりません。私は被災後、防災グッズを買いまくり、いわば防災中毒に。試行錯誤を繰り返して行き着いたのが〝1日1防災〞です。毎日少しだけお菓子を多く買ったり、乾電池のストックを買ったりするだけ。災害が起きなかったとしても、いつも食べている食品、日用品ならムダなく使うことができるので、無理なく続けられます」(アベさん)
<教えてくれた人>
アベナオミさん
宮城県生まれ、宮城県在住。2男1女を子育て中のママイラストレーター。当時1歳の長男を抱えながら東日本大震災を体験。以来、防災意識が高まり、防災士の資格を取得。2016年の熊本地震の際には被災経験を踏まえた応援ツイートが話題に。『被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40』など、防災にまつわる著書や活動も多数。
参照:『サンキュ!』10月号とじ込み付録「防災 本当に困ったこと解決BOOK」より。掲載している情報は19年8月現在のものです。
監修・イラスト/アベナオミ 構成・文/松崎祐子 編集/サンキュ!編集部
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