休校の影響は夫婦関係にも!不幸な夫婦にならないために意識するべき、たった1つのこと
2020/03/13
今日もお疲れさまです、ライフオーガナイザー®︎ 木村みずきです。
3月は子どもの休校もさることながら、在宅勤務になった親御さんも多いことと思います。
専業ママや夫婦で在宅のご家庭にとっては、とくに大きな環境の変化ですよね。
家族の距離感が変わったり、オンオフの調子が狂うとどうしてもストレスが溜まるもの。
夫婦ゲンカが増えたという声もチラホラ聞くようになりました。
今回は、そんな夫婦トラブルの解決策によくある「夫をほめる・感謝する」にどうして私だけがんばらなきゃいけないの?と納得がいかない女性に向けて、心からのメッセージをお届けします。
夫婦は敵になる?!
皆さんはどうやって夫と出会い、結婚しましたか?(……覚えていますか……?)
きっかけは何であれ、結婚したときは少なくとも、敵ではなかったですよね。
それが時間と環境の変化とともに、家事・子育て・働き方・生活態度……さまざまな場面で “ぎょっとする” 場面に幾度となく遭遇し、少しずつ関係性は変わっていきます。
どうも家のことに他人事な夫。何を言っても「仕事」を盾に話ができない夫。
いつだって合わせるのは私。こっちだってこんなにがんばっているのに、どうして私が下手に出たりイチイチお願いしなきゃいけないの?
「この状況をなんとか変えたい!」
必死に夫婦に関するネットや本を読み漁るも『愛され妻』だの『夫が手放したくなくなる妻』だの、なんだか媚を売るようで腹が立つ〜!
なかなか理不尽な思いは解消されず、いつのまにか私の中では「こっちから媚売ったら負け!なんとかしてやってもらう!」と頭ガッチガチになっていました。
近すぎるがゆえのむずかしさ
こんなとき、だいたい夫婦って同じことを思っているから不思議!このごろの夫は「こんなに家族のためにがんばって働いているのに、なんで認められないんだろう」と思っていたそうです。
要はお互い「そっちが先に認めてよ!」合戦になっていたのですね。
夫(妻)だから自分のことをいちばんよくわかってくれる、はず。
夫(妻)だから自分のことをいちばん大事にしてくれる、はず。
時間と距離感の変化とともに愛情が『当然の権利』だと思い込み、相手に甘えていることにも気がつかない。これは関係が近すぎるがゆえのむずかしいところ!
現実には、夫婦でも他人だからわからないことなんて山ほどある。大事に思っているのはいっしょなのに、そのがんばり方や伝え方・受け取り方が違うことでお互い不幸に感じているだけかも?
自分を満たすためにやる
夫婦間の不満で現状を変えたい!と考えているとき、意識せずとも「相手が自分の思うようにしてくれる」ことをゴールにがんばっていたりします。
でもそれは、ときとして夫を敵にしてまで「勝ち」をとることになりかねない。本当のゴールはそこではなかったはず。
もしあなたが自分一人の力ではどうにもならなくて、大切な人にいっしょに力になってほしくて、それがあなたの心を満たしてくれるのなら、本当のゴールは「夫がいちばんの味方でいてくれる」ことなのかな、と私は思います。
そう考えたら、相手を「認める・感謝する」ことは下手に出ることでも媚びることでもなくて、最後は自分のためにつながっていきます。
「これを言ったら(やったら)夫は自分の味方になりたいと思うかな?」とときどき自分の言動を振り返ってみる。もちろん過度に気にして顔色を伺う必要はないのだけれど、客観的に見てみる。
愛され妻になるためでなく「自分の心が満たされるため」なら、ちょっと出方を変えてみようかな、と思えるかもしれませんよ。
ご自分の心を喜ばせるために一歩踏み出してみてくださいね。
ついでに夫の心も満たせちゃいますよ。ついでにね。
この記事を書いたのは・・・木村みずき
ライフオーガナイザー®︎(あたまとこころのやさしい整理術)
「家族の幸せはママの幸せから」自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在コーチ・カウンセラーを目指して勉強中。