夫の浮気疑惑、その後が「天国か地獄か」は妻次第!?賢い妻が絶対やらないNGアクション5

夫の浮気疑惑、その後が「天国か地獄か」は妻次第!?賢い妻が絶対やらないNGアクション5

2025/05/31

パートナーが浮気をしているかもしれない…そうなったとき、やってはいけない行動があるそうです。「恋人・夫婦仲相談所」の所長である三松真由美さんに解説してもらいます。

会員数1万3,000名を超えるコミュニティサイト「恋人・夫婦仲相談所」所長として、テレビ、ラジオ、新聞、We...

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感情に任せてやった行動が亀裂をさらに大きくする!?

パートナーの浮気が疑われるとき、人はどんな気持ちになるでしょう。

驚き、怒り、絶望、悲しみ、虚しさ、悔しさ、認めたくない惨めさ。

多くの感情が一気に頭の中を駆け巡る。その混乱の中で、あまり深く考えずに、あるいは感情に任せてやってしまった行動が、後々、浮気によってできた亀裂をさらに大きくしてしまうことがよくあります。

筆者は恋愛がうまく進んでいるときにはエモーショナル表現が大切だけど、ネガティブ事件が起こったときは、一呼吸してクールダウンせよとアドバイスし続けています。

今回は、パートナーの浮気が疑われる際に、やってしまうと危険な行動についてご紹介しましょう。

【危険な行動その1】パートナーのスマホを盗み見る

「パートナーの行動が何となく怪しい…」と思ったときに、多くの方がまず確認しようとするのはパートナーのスマホ。

最近、不倫疑惑で話題になった芸能人同士のLINEでの生々しいやり取りが流出したように、今どきのスマホにはその人のプライバシーや秘密がすべて入っていると言っても過言ではない。それだけに、「相手のスマホを盗み見る」というのは、それなりに重たい行動です。バレれば間違いなく信頼を失います。まだ「疑惑」段階の浮気に対して、パートナーとの信頼関係を根本から壊す「スマホ盗み見」は、かなり危険な行動です。

私は常々「パートナーのスマホの中にあなたの幸せはない」と、お伝えしています。

【危険な行動その2】準備もなく責め立てる

「パートナーに対して、毅然とした対応をする」。この方法が間違っているとは思いません。

しかし、やるならば、十分な証拠をそろえ、話し合う場所やタイミング、話の進め方などを慎重に検討・準備してから戦いを始めるべきです。浮気案件の話し合いは、ある意味、夫婦の戦いと言えます。

まだ疑惑の段階で確たる証拠がないうちに感情をぶつけて騒いだ結果、相手が用心深くなってしまい、LINEの履歴削除など証拠隠滅をされてしまう場合もある。結果、もし離婚裁判になっても、優位な状況に立てないこともあり得ます。

その場の感情に任せて騒ぎ立てず、しばらくは泳がせて様子を探り、疑惑を確証に変える証拠を見つけるのが賢い進め方です。

【危険な行動その3】冷たくして居心地を悪くする

夫の浮気疑惑、その後が「天国か地獄か」は妻次第!?賢い妻が絶対やらないNGアクション5
出典:Adobe Stock ※画像はイメージです

浮気疑惑に対する行動としてよくあるのが、夫への小さな仕返しです。たとえば、挨拶を無視する、目線を合わせない、無表情で会話する、弁当を作らない、夫の分だけ夕飯を準備しない、お小遣いを減らす、などなど…。とにかく家庭内で居心地の悪い環境を作り、仕返しをする、反省を促す、と言う作戦です。

しかしこれはかえって夫の心を冷やし、妻への嫌悪感を増大させることになりがち。家庭内で居心地が悪くなると、さらに家庭に戻りたくない感情が高まり、結果として浮気相手にのめり込んでいく結果になる。

子どもの喧嘩とはわけが違います。的はずれなリベンジは、まったく無意味です。

【危険な行動その4】実家に長期間帰る

パートナーの浮気に対する抗議の意味で「実家に帰らせていただきます!」と言い放ち、家を出てしまう妻の姿はドラマなどで見かけます。しかしこれは、実際のところあまりお勧めできるやり方ではありません。

特に、確証をつかむ前段階での「帰省」は、パートナーに対して妻を気にせずに自由に使える時間と場所を提供するようなもの。マイナス効果しかありません。

「しばらくしたら反省して迎えに来るだろうから、うちの親の目の前で謝罪させよう」というお花畑的期待は、空振りに終わる可能性が大です。たとえ2カ月後に迎えに来たとしても、妻を愛しているから反省して迎えに来たのかどうかは、一考の余地あり。

世間体、親の手前で迎えに来た夫と寄りを戻して、もとのラブラブ夫婦に戻れるか?

浮気を繰り返す土壌を作り直さねば、また繰り返します。

決定的証拠をつかんで、離婚を視野に入れた別居を実施するのでないならば、自宅を空けないように。

【危険な行動その5】子どもを味方につける

パートナーに裏切られたショックを友人にも自分の親にも言えず、子どもに打ち明けて、子どもを自分の味方につけようとする方もいますが、お勧めできるやり方ではありません。

たとえ、子どもがある程度の年齢に達しており、「浮気」がどういうものなのかを理解していたとしても、両親や家庭の危機をポジティブに受け取れるわけはありません。精神的に不安定になるようなリスクが想定されます。あるいは父親への嫌悪感から、今後、父親との関係をうまく築けなくなる可能性もあります。浮気確定から離婚という判断に至るような段階では、もちろん子どもへの情報共有は必要ですが、「疑惑」段階から巻き込むのは避ける方が賢明です。


今まで見てきた「危険な行動」をしないためには、まずは一呼吸です。沸騰した脳では、賢明な対応ができません。実家に帰るより、新緑の公園でも、スパでもサウナでもいい。自分がごきげんになれる癒しの空間に行って、平常心を取り戻しましょう。

「疑惑」段階での対応が適切かどうかによって、その浮気がそのまま消滅してしまうことも、かえって燃え上がってしまうこともあり得ます。天国も地獄も妻次第。

「正義は、妻である自分にある」と、ドンと構えて、じっくり対応してください。

 
 

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