「恋人・夫婦仲相談所」の所長である三松真由美さんによれば、春は浮気の多い季節だそうです。その理由は、就職、異動、転勤など新しい出会いが多いからなのだとか。
そこで、今回は「パートナーの浮気を見抜くポイント」について、三松さんに解説してもらいます。

あなたのパートナーは大丈夫?浮気の可能性が高い10のサイン
パートナーの言動がいつもとちょっと違うときには、「ん?もしかしたら?」と、アンテナを立てて観察力を高めましょう。
浮気のサインは「スマホを肌身離さず持ち歩く」、「帰宅時間が遅くなる」、「ワイシャツに口紅」などの王道パターンはもちろん、意外なところからも見て取れます。
次の10項目に当てはまる点がないか、チェックしてみてください。
【チェック1】急にSNSをはじめた
いままでLINEぐらいしかやっていなかったパートナーが、急にInstagramやX、Threadsなど新しいSNSをはじめたときは要注意。
監視が厳しいLINEを避けて、別なツールを浮気相手とのコミュニケーション手段にしている可能性があります。とくにダイレクトメッセージ機能があるツールは、不特定多数への情報発信よりも特定の相手へのやり取りを目的に使われている場合があります。
【チェック2】一緒にいるときに写真を撮らなくなった
パートナーとお出かけをした際、相手が急に写真を撮らなくなった時は要注意。お出かけ中に写真を撮ると、あとから「あの時の写真を見せてー」とか「一緒に撮った写真を共有して」など、パートナーにスマホの写真フォルダを見られることがあるからです。
うっかり写真フォルダを見られてまずい写真が見つかってしまわないように、「スマホで写真を撮らない」という安全策を取っている可能性あり。
【チェック3】スマホを裏返しに置くようになった
スマホのロック画面に出る各種通知は、ほかの人にも見えてしまうことがあります。もちろん、内容が見えないように設定することも可能ですが、連続した着信や深夜の着信はパートナーの不信感を招く可能性が。
そこで、“隠し事がある人”がやるのがスマホの裏返し置き。今までは上向きに置いていた人が、急に下向きに変えたときは要注意。
【チェック4】LINEの返信が早くなった
今までは「朝送ったLINEメッセージに既読が付くのは夕方」というぐらい、スマホを見ていなかったパートナーが、突然「すぐに既読・返信」をするようになったときは要注意。今までよりもLINEの着信を気にしたり、スマホを眺める時間が増えたりする「理由ができた」と考えてよいでしょう。後ろめたいことがある人は「マメになる」という傾向は、オンラインでも変わりません。
【チェック5】スキンケアをはじめた
人は恋をすると変わります。「異性に見られる」機会が増えることで、ファッションも含めて、身だしなみに気を配るようになり、男女問わず、きれいになります。
もし今までは、「髪はぼさぼさで、顔も体と一緒に洗うだけ」だった人が、お風呂上りに肌の保湿などスキンケアをするようになったら、怪しいです。
【チェック6】車がキレイになった
自家用車の洗車や社内の掃除は男性の仕事、という家庭が多いと思います。車が大好きで、「洗車が趣味」というタイプでもないのに、急に洗車に励みだしたら要注意。家族以外の誰かを乗せるために車をきれいにしている可能性があります。
あるいは、「妻よりも明らかに長い髪の毛」といった、車内の“意図せぬ落とし物”を見せないように、車内を頻繁に清掃しているのかも。「車がきれいでうれしいわ」と手放しで喜んでいる場合ではありません。
【チェック7】音楽の好みが変わった
「服の好みが変わった」というのは、浮気を疑うサインの定番ですが、意外に見落とされがちなのが「音楽の好み」の変化。新しいジャンルを聞きはじめるきっかけは「好きな人にすすめられた」とか「好きな人が聴いているから」というケースがあります。
「急に洋楽を聴くようになった」「今まで聴いたことのないJ-POPのアーティストの話をするようになった」など、変化が現れたときには「誰かの影響?」とニッコリ疑ってみてもよいでしょう。
【チェック8】妙に機嫌がよくてやさしい
「他の人を好きになるとパートナーには無関心になる」というのが浮気の一般的イメージですが、そうとは限りません。もちろん、今の婚姻関係を破棄すると決心していればそのような態度になりますが、浮気の最初の段階では「現状を維持しつつ、刺激的な非日常を楽しみたい」というかたが多数派です。
従って「現状維持」のために、パートナーに対して今まで以上に気を遣って接します。「楽しそうで優しい笑顔」は、一周回って注意が必要。
【チェック9】家族の予定を知りたがる
「家族から離れて自由に使える時間を確保したい」がために、家族がいつ、どこで、何をしているのかを詳細に把握したい、というのが浮気をしている人の心理です。
今まではパートナーの予定に無関心で「週末に飲み会があるかも」「りょうかーい」程度の反応だった人が「飲み会の予定はもう決まった?何時から?どこでやるの?」などと確認を急ぐ場合は要注意。
「パートナーを束縛したい」というより「自分がその時間を相手との密会に使いたい」と思っている可能性あり。
【チェック10】「会社の付き合い」が増えた
「会社の人との飲み会は仕事の延長だから行かない」「土日も会社の運動会参加だなんていう社畜にはなりたくない」と言っていたパートナーの態度が急変。「後輩が『辞めたい』と悩んでいるから話を聞くんだ」「管理職だから接待を断れない」など、急に「会社の付き合い」が増えたときは疑ってよし。
「後輩との飲み会」や「週末の接待ゴルフ」は、相手とのデートのカモフラージュかも。「後輩の様子はどうだった?」と、その日の様子を深堀りして、怪しい所がないかを確認をしましょう。
意外なところに隠れている「浮気のサイン」。当てはまるものがあったら夫婦会議を持つか、探偵事務所にメールをするかはあなたしだいです。