解凍したご飯を茶碗に移しただけでも、すばらしい!主婦が実践する「イマジナリーほめ人」とは?
2020/04/23
自己評価が事故を起こしているサンキュ!STYLEライター三田とりのです。
人がやっていることは全部凄いことだと感じるし、自分がやったことは「どんなに褒められても全部お世辞で、できて当たり前のことでしかないのだ」と自己評価が低くく思ってしまいます。でも、これって逆に、人よりできている部分もあるのに(ある、多分あるきっとある)そこを認めない=自分はもっとできる人間だと思っている、ということでもあるので、自己評価がめちゃくちゃ高いとも言えます。一言で表すと、面倒くさい人。
こんな感じなので、気持ちが上がったり下がったり乱高下することがあるのですが、下がったときに呼び出す相手がいます。それが「イマジナリーほめ人」です。
イマジナリーほめ人とは?
イマジナリーフレンドという言葉を知っていますか?目に見えない友だち、空想の友だちのことを表すそうです。
つまり、イマジナリーほめ人とは、空想のほめ人、自分の脳内にいる「めっちゃ褒めてくれる人」のことです。
例えば「ごはんつくるのが面倒くさいな〜、冷凍ご飯とお惣菜のコロッケで今日は限界だ……情けない……」なんて考えている、そんなとき…。
解凍したご飯をラップからゴロンと茶碗に移して並べただけでめちゃくちゃ褒めてくれるのがイマジナリーほめ人です。
休みの間毎日ダラダラしている、おやつ食べてゲームして動画観てなんやねん!!
そんなとき…。
イマジナリーほめ人はこう言います。「こんなときにこんなに普通の生活をしているなんて!すばらしい!!パニックにもならずおやつを楽しめているなんて」
いやもうホントそうですよ、日常生活を普通におくる尊さよ。
うちの子、勉強も全然……最低限の宿題くらいしかしてなくて……。そんなときにもイマジナリーほめ人です。
学校行ってないのに勉強を、嫌々でも一応でも形だけでも文句言いながらでも、まぁとにかくやってはいる。じゃあ最高じゃん、神じゃん!!
そうです、生きてるだけで人はすばらしい。生きるって大変、生きるって苦しいこともあるけど、でも生きるってすばらしい!!イマジナリーほめ人炸裂です。
褒められたい! 赦されたい!!
褒められたいし、認められたいし、駄目なところを赦されて許容されたいと願う。そりゃあそうです、どんな人でも毎日戦っているので癒やされたいんです。でも希望通りの言葉や対応をくれる人はまずいません。そういうもんです。だから心にイマジナリーほめ人。そうして、また立ち上がる元気を養うのです。
自分を責めそうになったらイマジナリーほめ人を呼びましょう。そして、イライラすることは薄目で見ましょう。真正面から立ち向かわず、ド近眼のぼんやり視界で見るんです。本気を出すのはピンチのときだけで十分!
アホなことを言ってるなぁとお思いかもしれませんが、ときにはアホになるくらいでちょうど良いと思うんですよね。
◆この記事を書いたのは・・・三田とりの
基本的にネガティブ思考な2児の母。人と話すときは盛り上げねばと思うために空回りして、夜中に1人で布団を噛みながら後悔するタイプの専業主婦。
※ご紹介した内容は個人の感想です。