毎日怒ってばかり…6児のママは子育て中の自己嫌悪からどう抜け出した?

2020/09/16

サンキュ!STYLEライターで大分の6児ママライター明日香です。

今日も1日、お疲れさまです。
子育て中のママにとっては、夜こどもたちが寝たあとがいちばんホッとできる時間。
何をするにもこどもを中心に動く子育て期間は、肉体的にも精神的にも限界まで疲れてしまいますよね。

こどもの寝顔を眺めながら『あぁ、また怒りすぎちゃった…』『私って、ひどい親だな』と泣いてしまうこと、ありませんか?

私も昔はそうだったんです。毎晩寝顔にごめんなさい、の日々。わが子はかわいいはずなのに、情けないやら悲しいやら…。今回は、6児の子育て経験から私が学んだこと、同じ悩みを持つママさんに伝えたいことを『私を救おう』と題してお送りします。

なぜママは自分を責める?

昔、私がまだ子育て初心者のころ。こどもは1人だけなのにてんてこまいで、家事もまともに終わらない状況のなかイライラは募り、こどもにも夫にもイライラオーラ全開。夜になると自己嫌悪に陥ってしまう日々でした。こどもが増えるにつれて多少要領はよくなったものの、それでもこどもの寝顔に謝る夜というものはなかなかなくなりませんでした。

わが子を守らなけらば…キチンと立派に育てなければ…という責任感を抱えているからこそ、こどもにも自分にも厳しかったように思います。

そこから十数年。今ではもう泣くなんてことはほとんどなくなりました。
わが家には現在
中3、中1、小4、小2、年少、0歳11ヶ月
の6人のこどもがいます。
昔よりもこどもの人数は増えたのに、落ち込むことは減り、むしろ子育てを楽しめるようになったのです。

相変わらずドカンと怒ってしまったり、イライラ八つ当たりをしてしまうこともある私なのですが、1つだけ身につけたスキルが私を救ってくれました。
それは『認める』というスキルなんです。

●誰とも比較しない(他者を認める)
●私が私を認める
私は『認める』ことでずいぶん救われました。

『認める』で脱・自己嫌悪!

誰とも比較しない(他者を認める)

世の中にはすごいママもたくさんいますよね。いろんなスキルを持ち、仕事も家事も子育ても全部バリバリこなしている(ように見える)ママ。SNSで見かけるママだったり、身近な存在のママだったり。

とても素敵なママと自分を比較してしまい、落ち込む…。自分以外のママはみんな素敵に見えて、なんにもできていない自分に対して『もっとがんばらないと…なんで私はこんなにもポンコツなの?』と自分でプレッシャーをかけてしまう…。

そんなときは、『比較』ではなく『認める』に変えてみてください。
素敵な人と比較して自分のたりない部分を嘆くのではなく、「あぁ素敵だな、いいことだな」と認める。ただそれだけでよいのです。

私が私を認める

比較の話と繋がるのですが、そもそも比較しなくなるために必要なのが、『私が私を認める』こと。

まわりから『よくがんばってるね』と認めて貰えることは本当にうれしくて、その優しさに勇気づけられますよね。まわりからの優しさにはたしかに救われるのですが、それ以上に絶大なパワーになるのは、実は『私が私を認める』こと。

私は私でよい、たりない部分もたくさんあるけど、これが私!とちっぽけな自分を受け入れて認めてあげられると、他者を認めることもできるようになるのです。

素敵な人やすごい人を妬む必要もなければ比較して落ち込む必要もありません。
あの人もがんばっているし、私もがんばっている。優劣ではなく、あの人も私もみんな『認める』と心がラクになりますよ。

ポンコツでヘナチョコな私を全肯定!

子育て・仕事・家事…バッチリできた自分を褒めるのではなく、怒りすぎてメソメソ泣いているダメな自分を認めてくださいね。

『怒りすぎちゃったんだよねぇ』
『申しわけない気持ちになっちゃうよねぇ』
『もっと優しくしたかったよねぇ』
『要領悪くて段取りも悪いけど…それが今の私なんだよねぇ』

そして最後に
『うーん、でもさ、今日も私よくがんばったよ』
『えらいよ』
とつけ加えます。


人はそれぞれ得手不得手があり、たとえ主婦でも家事分野全般苦手な人もいるでしょう。
そして、『主婦』『ママ』とひとくくりにされていますが、そもそも一人ひとりまったく違う人間です。家族構成程度が同じであっても、置かれている状況も環境もまったく違っているはず。
そもそも比較の対象にならないんですよね。

苦手なことをがんばった自分、昨日よりも少しだけ変われた自分を褒めましょう。失敗ばかりで落ち込んでいるなら、大丈夫だよ、と励ましましょう。だれに褒められるよりも大きな力になりますよ。

子育てをスタートしたその日から、がんばっていない日なんて1日たりともないのでは?

落ち込むことはたくさんあるけれど、大丈夫。こどもを怒りすぎても、怒った数以上に笑えばいいだけなんですよ(笑)。たくさん怒ってしまったならば、『たくさんプラス10』くらい笑いましょう。

『認める』ことの大切さを教えてくれたのは、実は6人のこどもたち。
こどもたちは一人ひとり全然違っていて、それぞれの個性が輝いています。そのなかに優劣は存在しません。比較なんてものはまったく意味がないと気づかせてくれたこどもたちには本当に感謝しています。
大人だってママだって肝心な部分は子育てと同じ。比較ではなく、認める!たったそれだけですが、救われますよ。

心を軽くして、休み休みがんばりましょうね♪

■この記事を書いたのは・・・大分の6児ママライター明日香。
ママのままプロジェクト・ママアンバサダー。忙しい毎日を楽しむための時短家事や子育てアイデアを提案。6児子育て経験を生かしての子育て相談も好評。ママ達の応援団でありたい。

※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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