8坪の狭小住宅3階建てに家族4人で住む整理収納アドバイザー&ルームスタイリストでサンキュ!STYLEライターのmiokoです。
部屋がいったん片づいても、気がついたらいつの間にかまた散らかるの繰り返し。片づけても片づけてもリバウンドしてまう人は、行動にある共通の特徴があります。リバウンドせずに、片づいた部屋をキープさせるコツをご紹介します。
ものの定位置が決まっていない
探しものの多い人はたいてい、ものの定位置(住所)が決まっていません。まずはすべてのものに定位置を決めます。使用頻度の低い季節の飾りなどは定位置が決まっているのに、毎日使用するバッグや携帯、マスクはどうでしょうか?小さなものでもそこら辺に放置され始めると雑然とした雰囲気を作り出します。そういうところから部屋は散らかり始めるのです。
毎日使うものほど、意外と定位置が決まっていないものです。コツは「すべてのもの」に定位置をつくるということ。毎日使っているものにも定位置があるか要チェック!
お片づけが苦手なかたは、定位置が決まっていないと片づけをするときに毎回しまう場所を考える手間があるので「決断疲れ」を起こします。すると片づけが面倒なものに思えてきてしまうのです。
使ったものを元に戻していない
人は、片づけなどの行動習慣を身につけるのに約1カ月位の期間が必要だと言われています。まずは1カ月間、ものを使用した後、元に戻すことを意識していきましょう。
「使ったものを元に戻す」という行動習慣が身につけば、無意識に片づけ(使ったものを元に戻す)が行えるようになります。しかし、これには前述した「ものの定位置」が必ず決まっていることが条件です。
使う場所でものを取りだすまでのアクション数をなるべく少なくすることが、使った後も戻しやすい収納です。片づけのハードルは自分で低く設定しましょう。
ものを買っても古いものもそのまま使う
「1つ買ったら1つ以上のものを手放す」
このルールさえ守れば、ものが増えることはありません。例えば靴下を買ったけど、古い靴下もそのままとっておいたら、ものはどんどん増えていくばかり。ものを循環させるという意識を持つことが大切です。
捨てるより注目すべきはものの入り口
ものは入ってくるより、出ていく方がハードルが高いのです。人は簡単にものを買ったり手に入れるのに、捨てるときには必ずマインドが影響するからです。
そして、いくら捨ててもものが増えるのは、「ものの入り口」がノーチェックになっているから。捨てるより、じつは注目すべきは「ものの入り口」です。現代の日本ではものがあふれているので、「捨てる」より「増やさない」努力が必要なのです。片づけ上手さんは、この入り口のチェックを怠らず、さらにものを循環させているので片づいた部屋をキープできるのです。
◆記事を書いたのは・・・mioko
狭小住宅3階建てに住む整理収納アドバイザー&ルームスタイリスト
11歳と7歳の女の子のママ
狭いスペースですっきり暮らすコツ、オススメ収納グッズやインテリアをご紹介
※ご紹介した内容は個人の感想です。
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