【片づけのプロ直伝】どう収納したらいいの?と悩みがちな「引き出し収納」のコツ
2021/04/19
こんまり流(R)片づけコンサルタントでサンキュ!STYLEライターの石川ひとみです。
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら家族それぞれがときめきを感じる生活を目指し暮らしています。
「ときめく暮らし」をテーマに、こんまりメソッドでのお片づけや日々の暮らしについて、ご紹介していきます。今回は、引き出しの収納のコツについてお話します。
ときめくものを選んだ後はどこに収納する?
ときめくものを選び切った後、どのように収納するのがいいのかわからないというお声をたくさんいただきます。
今回は、ときめくものを選び切った後の収納方法、引き出しの使い方例をお話しします。
引き出しの収納方法
たたんだ洋服は、種類別(カテゴリーごと)に引き出しの中で立て収納していきます。
収納のポイントはグラデーションになるように並べることです。
例えば、手前から奥にいくにつれて、また、右から左にいくにつれて、濃い色になるように。
こうすることで、一目で何があるかわかり、持っている洋服の色の傾向もわかります。
何段もある引き出しを使用する場合は、下に重いもの、上にいくほど軽いものを収納していきます。
※重いもの=ボトムスや冬用ニットなど
※軽いもの=Tシャツや、下着、ポーチ、貴重品など
引き出しが深い場合
引き出しに高さがある場合は、引き出しの中で上下2段収納する方法もあります。
その場合は、たたんだ洋服の上に、さらに浅めの箱にたたんだ洋服を入れたものを重ねて収納します。
お子さんの小さい洋服など収納の際にオススメです。
積んで収納はNG。基本は「立てて収納」する、その2つの理由
理由その1:積み上げていくと、どんどんものが増えていきます。
立てる収納だとものが増えていくと、増えた分だけ収納部分の面積を使うことになるので、いつかは限界が来ます。そのためものの量も管理もしやすくなります。また、全体量も把握しやすくなります。
理由その2:積まれていくと、一番下にあるものが潰され、取り出すのもなんだか億劫になり、気づいたら使わなくなっているためです。
書類などでも、積み上げられた書類で、下に置かれている書類の処理を忘れてしまったり、先延ばしにしがちです。
洋服も一番下にあるものは、取り出しにくかったり、潰れてしまったり、いつの間にか使用しなくなります。
せっかくひとつずつ時間を取って、トキメキで選んだものたち。しっかり使ってあげたいですよね。
まとめ
上記の例は一例ですので、ご自身が使いやすくときめく方法で収納してください。
また、収納は片づけの一番最後に決まりますので、なんだか違うな?と思われたときは、少し変えてみたりして、ご自身のしっくりくる収納方法をご利用ください。
引き出しの使い方のご参考になれれば幸いです。
この記事を書いたのは・・・こんまり流(R)片づけコンサルタント 石川ひとみ
築年数の経った集合住宅で、2人の男の子を育てながら家族それぞれがときめきを感じながら生活できたらいいなぁを目指し暮らしています。
※ご紹介した内容は個人の感想です。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。