洗濯物はたたむ必要ある!?その苦手な家事はこうやって減らせます!
2021/04/25
洗濯や掃除、苦手な家事ってありますよね?実はそのしんどさ、減らせるんです。ラクになれる物をありがたく使えばOK&出したりしまったりしません!家事の前向きな効率化で一日にゆとりの時間ができました。
<教えてくれた人>
水谷妙子さん
夫、8歳、5歳、3歳の子の5人家族。「無印良品」の企画開発・デザイナーを経て、整理収納アドバイザーに。著書は『水谷妙子の取捨選択』(主婦の友社)など。
https://taekomizutani.com
家事を減らすのは「前向きな効率化」です!
元は家事全般が苦手という水谷さん。かつては洗濯物の山から着替えを選んだり、バタバタと作った料理が生焼けでイライラしたり……。そこで、便利な「物」の力を借りること、「しまい方」を簡単にすることで、家事の手間を減らしていきました。今では3人の子育てと仕事を両立させながら、家に花を絶やさないほどゆとりある暮らしに。「1日の時間は限られているから、苦手な家事に時間を取られて消耗するより、子どもとだらだらしたり、テレビを見て笑ったり、自分のしたいことに時間を使いたい。それは手抜きじゃなくて、前向きな効率化だと思います!」。
減らしたら、1日にこれだけゆとりができた!
07:00 起床
08:20 見送り・掃除・朝ドラを見る
花を飾る余裕も
掃除はパパッと5分で終了。ダイニングに花を飾って、気持ちよく過ごします。
08:45 仕事
16:45 お迎え
17:00 お風呂
17:40 料理
18:00 夕飯
19:00 片づけ・洗濯機を回す・だらだらする
子どもが宿題する横でのんびり~
料理で力尽きるくらいなら子どもと向き合いたい!親が横で見ているだけで、宿題の習慣が身につきました。
20:00 寝かしつけ
21:00 自由時間
バラエティー番組を見てストレス解消!
大好きなお笑いを見ることがなによりのリフレッシュに。子どもたちが寝たあと、1人で集中して見るのが至福~。
24:00 就寝
ガッツリ7時間寝ます!
家事時間をグッと減らすためのPOINT
【物】冷食から家電までラクになれる優れ物をありがたく使う
商品開発の方々は、長年それだけを研究しています。そんなプロが考えた優れ物を活用できれば、家事の時短に効果大!苦手な家事こそ物任せにするのがおすすめ。
【しまい方】出したりしまったりの地味な手間をどんどん省く
しまわなくていい物をしまわない!たたまなくていい物をたたまない!当たり前にしてきたことをやめてみると、よけいなひと手間から解放されて気持ちまでラクに。
たたむ必要ある?っていちいち考えた!
【洗濯~しまう】BEFORE10分→AFTER5分
着るときに困らないなら、たたまなくてOK。下着、靴下のほか、大人のシャツなどもたたまずに、干したハンガーのまま、しまっています。
タオルはラックに「掛けて干す」のが速い!
ピンチではさまずヒョイッと掛けるだけなのがラク!子ども服もここにポンポン掛けちゃいます。乾いたときもさっと取り込めます。
タオルはくるっとひとまとめ
親子4人でお風呂に入るから、一緒に丸めたほうが湯上がりにさっと使えます。わざわざ1枚ずつたたむ必要なし。
乾燥機にかけた靴下と下着は洗濯機上のBOXに入れるだけ
洗面所に家族全員分は置けないけれど、水谷さんの分だけでも……と置き場所をつくったそう。洗濯乾燥から着替えまで洗面所で完結。
脱いだ靴下は洗濯ネットへ
小さな靴下は、ネットに入れて洗えばバラバラになりません。子どもが入れられるように、ネットは洗面台へ引っ掛けておきます。
掃除は道具しだいで、すぐラクになった!
【掃除】BEFORE10分→AFTER5分
掃除は苦手だから、エイッとやる気を出さなくてもすむように、小回りのきく物、手入れのラクな物、考えずに使える物を選んでいます。
床掃除は、マキタ+クイックルハンディの二刀流で時短!
クイックルハンディで隅っこのほこりをかき出しながら、マキタで吸い取ります。両手で持って同時にやれば、二度手間になりません。
そもそも掃除がラクな家具を選ぶ
黒い家具は多少の傷なら油性ペンで塗ればOK。フラットなソファはカーペットクリーナーでコロコロするだけできれいに。
黒だから、汚れや傷がごまかせる。
フラットだからほこりが溝にたまりにくい。
拭き掃除は、アルコール+マイクロファイバークロスが万能
床、キッチン、鏡、家電とあらゆる拭き掃除に。定番はヘッドの噴射が優秀なアルコールスプレーと、ニトリのマイクロファイバーキッチンクロスです。
お風呂掃除は、柄の長いブラシでついでに洗う
換気扇の近くで水きり。
かがまずに洗える柄の長いブラシなら、入浴後のついで掃除も苦になりません。なるべく水きれをよくしてカビを防ぎたいから換気扇の近くへつるすのがベスト。
参照:『サンキュ!』2021年5月号「収納と暮らし70」より。掲載している情報は2021年3月現在のものです。撮影/清永洋 構成・文/石川理恵 編集/サンキュ!編集部
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