片付けのプロの自宅公開!時短を叶える魔法のキッチン収納の工夫

2021/05/27

「日々の家事はできるだけ簡単に短い時間で済ませたい」というのは多くの人の願いですよね。調理の時間は、キッチンの収納を見直すことで、必ず叶うんだそう。

今回はキッチンの時短を叶える収納方法を、整理収納アドバイザーのたけうちゆうこさんに自宅の収納例をもとに教えてもらいました。

1、鍋やフライパンは立てて見やすく

鍋やフライパンはよく使うモノをワークトップ下の引き出しに、ファイルボックスに立てて収納。

これにより、見やすく、取り出しやすいので使いたいモノをさっと取り出すことができます。しまう時もさっとしまえます。立てる収納は引き出しタイプのキッチンに向いている収納方法の一つ。ファイルボックスも汚れたらじゃぶじゃぶ洗えるので便利です。

調理の際に使う油も同じ場所に置いているので、鍋やフライパンと同じタイミングで出せるのもポイントです。

2、食洗機の洗剤は食洗機のすぐ横に

食洗機の洗剤は食洗機の隣の引き出しに収納しています。

近くに置いてあるのでそのまま引き出しを開けて、最短距離で食洗機に入れるだけ。使うモノのそばに置くことで時短になります。

以前は食洗機の下の引き出しに洗剤を入れていました。
しゃがんで→洗剤の箱を出し引き出しを閉め→立ち上がり→食洗機を開け→洗剤を入れ→食洗機を閉め→しゃがんで→洗剤の箱をしまい引きだしを閉め→立ち上がる
という一連の行動をやっていた当初は何の疑問も感じていませんでしたが、だんだん食洗機を掛けるのが面倒に。

洗剤の収納場所を見直したことで立ったままできるようになり、とてもラクになりました。

3、カップボードの引き出しに1軍の食器

カップボードの一番上の引き出しが我が家の1軍食器たちの定位置です。お茶碗やお椀、小皿など、よく使うモノがここに集約されています。食洗機から食器を戻す時にこちらの引き出しを開けたまま食器類をほぼ全部戻すことができます。

真ん中の引き出しにも1軍の食器類を入れていた時は上を開けたり、真ん中を開けたり。引き出し自体も軽くはなく、面倒に感じていたのがきっかけで収納を見直しました。

お箸、スプーン、フォークなどのカトラリーはそれぞれ無印良品の整理ボックスに入れてまとめています。昼間は食卓に出しっぱなし、夜キッチンリセットの時に引き出しに収納します。

カトラリーを出しておくと食事の時に子どもたちがお箸を並べてくれたり、コップを自分で出したりと自主的にやってくれるようになりました。

無印良品 PP整理ボックス4 約幅11.5×奥行34×高さ5cm

4、ラップとアルミホイルは別の場所に収納

ラップとアルミホイル、どちらも似たような形なので同じ場所に収納したくなりますよね。
我が家ではラップの出番の方がアルミホイルの出番より圧倒的に多いため、別の場所に収納しています。

ラップは一番取り出しやすい引き出しに、アルミホイルは下の引き出しに入れています。同じような形だからという理由で、同じ場所に収納せず、使用頻度が高いモノを使いやすい場所に、使用頻度の低いモノはそれ以外の場所に収納します。収納スペースは使用頻度に応じて決めることをおすすめします。

「めんどくさい」の気持ちが見直しのチャンス!

キッチンで作業をしている時に「めんどくさい」「やりたくない」「あとにしようかな」そんな風に感じたら時短を叶えるためのチャンス。めんどくささの中に時短を叶えるヒントが隠れているからです。

1回につきほんの数秒の時短かもしれませんが、毎日の積み重ねとなると大きな時短となります。無駄な動きがないか、いつもと違う目線で確認してみてはいかがでしょうか。

■執筆/たけうちゆうこさん…「くらしとこころ ここちよく」を軸にした、自宅で家族と快適に過ごすための片づけ術や、家事アイデアが人気の整理収納アドバイザー。

編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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