今こそ断捨離! 空間だけでなく、心も豊かに
2017/07/18
今や、物捨ての表現としてすっかり定着した「断捨離R」。この言葉の生みの親であるやましたひでこさんに、断捨離本来の目的や、断捨離することで得られるメリットについて、お話を伺いました。暑い夏こそ、断捨離を実践して、部屋も心もスッキリ解放してみませんか?
『新・片づけ術 断捨離』の著者、やましたひでこさん
まとまった時間がなくても、目の前にある不要なモノを1つ捨てる、引き出し1段分を片づけるだけでもOK。大切なのは、不要品がなくなった空間の快適さを実感すること。その気持ちを繰り返していくことで、心地いい空間が保てるようになります。また、モノが少なければ、細かく種類別に分けたりする手間がなくなり、出し戻しもラクになります。
不要なモノを取捨選択していくときに大切なのは、主役はモノではなく、あくまで「自分」であること。「今の自分にとって必要か」を軸にしてモノを絞り込み、不要なモノをひたすら手放していくことを常に意識するだけで、部屋には本当に必要なモノだけがある、心地いい状態に。それを維持していくだけなので、自然と「片づける」という考え自体がなくなってくるのです。
断捨離は、清貧生活のススメではありません。「もったいない」という執着を捨て、常に「今」を意識することが大事。服でも雑貨でも、旬のモノを取り入れると、テンションが高まりますよね。ストレスのもとを排除し、愛着があるモノだけに囲まれた暮らしは、気持ちも豊かになり、家族や自分自身にもやさしくなれるはずです。
掲載している情報は17年6月現在のものです。
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