「子どもが〇〇してくれない!」ときの解決策は??
2021/11/05
面倒くさがりで片付け苦手気質だからこそラクしてスッキリ暮らせる家を目指す、サンキュ!STYLEライターのtomomiです。
生活の中で子どもにやって欲しいことって山ほどありますよね。きちんと説明してお願いしたのになかなか実行してもらえないと「なんでできないの?」とついつい叱ってしまったり、結局母がやることになって無駄な時間を取られたり…。
そんなときは、思い込みを取っ払って、仕組みを変えてしまう方がラクになったりします。我が家の例をご紹介します。
パジャマは脱ぎっぱなし。片付けてくれない!
小4と年中の子どもたち。どちらも朝食後に着替えをするのですが、いつもパジャマが脱いだ形のまま放置されていました。「パジャマは洗濯かごに入れて!」と何度お願いしても、聞く耳持たず…。というより、いつも時間ギリギリで、洗面所に行く余裕がない様子。
そこで、リビング横の部屋に脱いだものを入れる一時置き用のかごを用意。「ここに入れてくれればいいよ」と伝えてみたところ、5日目くらいから声を掛けずともちゃんと入れてくれるようになりました!
このかごは私がお風呂に入るときに洗面所に持っていき、洗濯物を洗濯機に入れるようにしています。
「洗濯物は洗面所にある洗濯かごに入れるべき」と思っていましたが、出来る場所に洗濯かごを置けばよいという考え方に変えたことで、ラクにできる仕組みが出来上がりました。
歯みがきをしない!
赤ちゃんの頃、イヤがるところを押さえつけて歯磨きしていたせいでしょうか…。二人とも率先してするほうではありません。
歯磨きを始めた当初、私が歯ブラシを取りに行く面倒くささを解消するため、キッチンの入り口近くに子どもの歯ブラシ置き場を作ってから、今でもそこが定位置です。
「歯ブラシは洗面所で。キッチンのシンクで口をゆすぐなんて!」と思われてしまいそうですが、すぐ取りに行けるこの場所にあることで声を掛ければ自分たちで歯みがきをしてくれるので、しばらくはこのままにしておくつもりです。
出かける準備をしないから、玄関で「ママ、〇〇取ってきてー」と言う
在宅時、私以外は裸足で過ごしています。週末出かける際、息子はいつも玄関に着いてから靴下を履いていないことに気付き、「ママ、取ってきてー!」と要求してきました。
そこで、玄関の棚に息子の週末用の靴下を入れるボックスを用意。靴下をはく場所に靴下が置いてあるので、自分で取り出して、履けるようになったのです。
靴下は洋服と一緒に収納しておくものだと思い込んでいましたが、行動を見直し、出かける動線上に置いておくことで、スムーズに準備ができるようになりました。
特に玄関は、ハンカチ、ティッシュ、マスクはもちろん、お出かけのときに持っていくグッズを集めておくと取りに行く手間が省けて便利ですね。
子どもがラクにできる仕組みづくりのポイント
子どもにやって欲しいことがあるのになかなかできないときは、仕組みを見直してみてはいかがでしょうか?
その際のポイントは2つ。
〇子どもがどこで何をしているか、行動を観察する
〇固定観念や思い込みにとらわれず、ラクにできるモノの置き場を考えてみる
やってみてダメなときはまた別のやり方を考えればよし!「これって変かな…」と思ったとしても、家族にとってラクならそれが“我が家のやり方”でよいのです!
ぜひ、仕組みを見直す際の参考にしてみてください!
記事を書いたのは…tomomi
2児の母。面倒くさがりで片付け苦手気質でもスッキリ暮らせるよう収納や家事テクを考えるのが趣味。ライフオーガナイザー(R)1級。
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