片づけのプロが教える!ものを増やさないための適正量のすすめ

2022/01/14

収納より整理に特化した片づけを推奨しているサンキュ!STYLEライターで整理収納アドバイザーの高桐久恵です。

皆さんはご自分が所有している「もの」の数を意識されたことはありますか?私たちはふだんものを使いながら生活をしているわけですが、じつは人間1人が1,000〜1,500個ものものに囲まれて生活していると言われています。

これは物欲のないかたの生活に必要なものの数ですので、ものが多いと自覚しているかたはこの何倍もの数のものを所有している可能性が高いのです。

じゃあ、例えば衣類は何枚くらい持っているといいの?靴は何足あればいいの?というように、ここでは自分にとっての最適な物の量についてお伝えしていこうと思います。

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【衣類】オシャレも楽しめて自分で管理できる枚数は100枚!

洋服は捨てられないもの代表選手!アイテム数も人それぞれですが、多く持ちすぎると管理ができずに同じようなものを買ってきてしまったり、着たいときに出てこないということにもつながります。

実際に私も多くのお宅にお邪魔して片づけをしてきましたが、だいたい『1人100着』くらいの枚数が自分で管理ができて、オシャレも楽しめる枚数ではないかな?と思っています。

これから衣類の整理をする予定のかたはぜひアイテム別に分けてみることをオススメします。
すると、「スカートはこんなに必要かな?」「靴下は10足あればいいな」などと自分に必要な枚数がみえてきます。

それすら面倒であれば、春秋用25着・夏用25着・冬用25着・そのほか25着の100着という枠を設けてみるのも一つの方法です。

【靴】風水的にも重要なアイテム。大事にできるのは10足!

家の中で風水的にも重要な場所が玄関。その玄関に必ず置かれている靴は幸せをつかみに行くために必要なアイテムとも言われています。

私たちはさまざまなシーンごとに靴を使っていますが、大事に管理ができるのはおよそ10足です。

靴は日々、消耗しますので長く使いたい場合は手入れが必須。10足くらいであれば大事に手入れできるのではないでしょうか?

底がすり減っていないか?ヒールが削れていないか?一度、手持ちの靴を全部出して確認してみましょう。

タオルの枚数の方程式は家族の人数×2+予備

タオルといってもバスタオルやハンカチタオルなどいろいろなタオルがありますが、ここではふだんよく使う『フェイスタオル』の必要枚数についてです。

皆さんのお宅には何枚のフェイスタオルがあるでしょうか?ほとんどのかたが数えたこともないのではないでしょうか?

まずは一日のなかでどんなときにフェイスタオルを使っているのか考えてみましょう。朝の洗顔のあと、調理中に手をふく、入浴後に使うなどと必然的に必要な枚数が出てくるはずです。

家族が使う一日の枚数に洗濯の頻度を考慮し、毎日洗濯している家庭であれば『×2』していただくと適正量がだいたいわかります。心配であればそこに予備の枚数をプラス。

一度、このようにタオルの枚数も意識されるとむやみに増えることはないでしょう。

家の中の物の量を一定に

捨てる、譲る、売るといったものを外に出す行為に私たちはついつい目を向けてしまいますが、大事なのは家の中にあるものの量を一定に保つことです。

インとアウトのバランスをうまく保つことでものが循環していきます。

皆さんも『適正量』という考え方を一度取り入れてみてくださいね!

♦︎記事を書いたのは…高桐久恵
整理収納アドバイザーで男の子2人のママ。
お片付けで新しい自分に出会うお手伝いを。をモットーに活動中!
面倒くさがり屋ならではの考え方や収納術をお伝えします。

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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