家のスペースを整理し、物、注文やインテリアを格納し、家庭用品を販売するためのラック上の棚にプラスチック容器箱。産業の背景。

収納アイテムは買っちゃダメ!?整理収納のプロは知っている「片づかない家」の共通点

2024/10/14

家を片づけるために、収納アイテムは欠かせない存在となりそうですが、じつは最初に買うのはNGだそう。片づけられない人ほど、収納アイテムをたくさん買い込んでいるとか。収納アイテムがあっても片づかないのは一体なぜなのでしょうか。整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに、くわしく教えてもらいました。

ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68...

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「片づかない家」は収納アイテムを買って解決しようとしている

「片づかない家」は収納アイテムを買って解決しようとしている

「片づかない家」に住む人ほど、収納アイテムを買って解決しようとしています。たしかに、収納アイテムを用意して「物の住所を決める」ということは片づくおうちをつくる上で必要な工程となります。しかし、最初の段階でそれをしてしまうのはNGです。

そもそも片づかないのは、収納のせいでもありません。すっきり片づけたいと思ったときの解決策として、真っ先に「収納アイテム」が浮かんだときには要注意です。

収納アイテムを買っても片づかない理由

収納アイテムを買っても片づかない理由

片づく家にするためには、作業にも段階があります。まず始めにやらなければならないことは、収納アイテムを調達することではなく、「必要な物と不要な物を選別すること」です。

それができていない段階で収納用品を置いてしまうと、「とりあえず詰め込むだけの空間」になりがち。大容量収納であればあるほど、物が物を引き寄せてしまい、むしろ逆効果となってしまうのです。

収納アイテムを買っても片づかない理由

片づけられないということは、「物量」もキャパオーバーになっている可能性が大です。定位置を決める前に減らすことから始めないかぎりは、一生片づくことはないでしょう。そして、収納アイテムも「物のひとつ」としてカウントすれば、むしろ管理しなければいけない物量は増えていることになりますよね。

収納アイテムに頼り過ぎない物量管理をすることがポイントとなります。

【結論】収納アイテムは「最後に買う」が正解!

収納アイテムを買うこと自体が悪いということではなく、片づけの最初の段階で買い足すのはNGということです。まずは、整理作業を行い、要不要を選別することを優先してみて!

「もう減らせる物はない」と確信を持てたときに、初めて物量に合った収納アイテムを調達します。徹底的に整理作業を進めていくうちに、収納アイテムがむしろ余り、「新しい収納アイテムはやっぱり必要なかった」ということも珍しくはありません。

「収納アイテムは一番最後」ということを覚えておけば、片づけはうまくいくでしょう。

■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部

 
 

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