すっきりが続く!整理収納のプロがリビングに置くのをやめてもとくに困らなかったもの3選
2024/10/13
家族が長い時間すごすリビングは、収納があればあるほど便利に思えますが、じつは引き算していった方がすっきり快適な空間になりやすいだとか。リビングに置かなくても大丈夫なものを、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに教えてもらいました。
1.大容量のテレビ台
大容量のテレビ台は、隠せるタイプは中にものを溜め込みがち。かといって、オープンタイプのものはキレイをキープする難易度も高いです。こまめな整理整頓が苦手であれば、「そもそも大容量のテレビ台を持たないこと」にフォーカスした方がうまくいきやすいでしょう。
現代はサブスク文化が定着しており、昔のようにDVDやCDなどを収納しておく必要が少なくなってきています。それらを所有していなければそもそも大容量収納にこだわる必要はありません。
2.リビング収納家具
リビング収納家具を置くご家庭が多いですが、じつはなくても困らないもののひとつです。理由は2つ。「リビングに置かなければならないものは意外と少ないから」ということと、「リビングに隣接しているキッチンや個室などに置いても取りに行くのにさほど手間にはならないから」です。
リビングに収納があるのであれば、基本的にはそこに収まるように収納しましょう。リビングに収納がついていなくても厳選し、分散収納することで家具がなくてもすっきりさせることも可能です。
3.一時置きボックス
片づけの手助けをしてくれる一時置きボックスは、いそがしいときの救世主でもあります。しかし、一時置きボックスに溜めたものたちを片づけるのは、さらにおっくうになるもの。めんどくさがり屋な人こそ、片づけを後回しする習慣づけはおすすめできません。かといって、一時置きボックスをこまめに空にできる人はそもそも必要ないでしょう。
つまりは、片づけが得意不得意に関わらず、最初から置かない方が無難です。一時置きにたよらない片づけのしくみを作っていきましょう。
リビングに大物家具やボックスがなくても困らない
リビングを快適にしようと大物家具を複数置いてしまいがちですが、空間が狭くなっていくことでかえって暮らしにくくしている場合もあります。今ある家具をいきなりなくせない人は、サイズダウンすることから始めてみるとよいでしょう。150cmのテレビボードを120cmにするくらいであれば、何となくできそうではありませんか?
空間のゆとりは気持ちのゆとりにもつながるので、リビング空間では「余白」を意識してみると、よい効果を感じることができるでしょう。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。68平米のマンションで家族4人暮らし。
編集/サンキュ!編集部