キャッシュレス化が進むなか、お財布もミニ財布を持つ人が多いですが、あえて「長財布」に買い替えたという整理収納アドバイザーのシンプリストうたさん。今回はそんなうたさんが、約4カ月間使ってみて、意外なメリットに気づいたのでご紹介していきます。

1.レシートやお札の出し入れがラクだから
二つ折りの財布だと、レシートやお札に折り目がつくのが気になります。折り目がついたお札を精算機に入れにくいというデメリットも。折らずに入れられるタイプのミニ財布を使ったことはありますが、入れるのに少しもたついてしまいます。折れないものの、多少曲がってしまうのでピン札を入れるときにはやや抵抗感もあります。
長財布であればまっすぐ入れることができるので、出し入れのストレスはゼロ。お札はもちろん、幅の広い大きめのレシートでも折らずに入れることができます。キャッシュレス化が普及してもレシートを受け取る文化はあるので、レシートを一時保管しやすい点でも長財布の勝利です。
2.通帳も入れられるから
通帳も1、2冊であれば長財布に入れることができます。今までは、1冊だけしか使わなくてもすべての通帳が入っているケースに入れて持ち運んでいましたが、長財布であればしっかりジッパーをしめることができるのでそのまま入れても安心です。
支払いなどでまとまったお札を引き出すときにもミニ財布のようにパンパンになることがないので、支払いや入金作業もスムーズに行えました。
3.財布にいくら入っているか把握しやすいから
10年前と異なる点は、「カードの少なさ」です。ポイントカードはなくしたので、持ち歩くのはクレジットカードと身分証明書だけ。たっぷり2面も収納箇所はありますが、片面には何も入っていない状態です。
そもそも入っているものがミニ財布のときと変わらず、さらにはスペースが広くなったことでゆとりを感じられるように。ゆとりがあるとこまめに整理整頓をしたくなるものです。そのおかげで財布にいくらあるか常に把握できるようになったのは意外な変化でした。なかなか貯めることができなかった小銭貯金も貯まり満足です。
使い勝手を重視するなら「長財布」にしてみて!
田舎暮らしでまだまだ現金払いも多い今のライフスタイルには、「長財布」が使いやすかったです。「長財布」の方がお金を丁寧に扱えている気がします。
サイズはもちろんミニ財布の2倍ほどの大きさはありますが、存在感が大きいからこそ紛失しにくいというメリットも。ミニ財布に少しの不満を感じている人は、「長財布」でサクッと解決できるかもしれません。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部