シンプリストはただ減らすだけの人じゃない!増やしていいと決めている物3選
2024/05/26
「シンプリスト」は、シンプルな暮らしを目指しているがゆえに減らすことにストイックに見られがちですが、ただ物を減らす人ではありません。ときには「増やす」という選択をとることも。
今回は、整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんが、「増やしていいと決めている物3つ」をご紹介します。
1.自己成長につながる物
自分を成長させてくれる物であれば積極的に増やしています。具体的には、パソコンや容量アップした最新スマートフォンなど。そして、それが将来収入にどう結びつくかまでをセットで考えると、目先のことだけに振り回されない選び方ができます。
夫の物に関しても同様です。以前は、本や新聞などは電子書籍や図書館の本にする方向で増やさない考えでしたが、紙媒体にこだわりのある夫の考えを聞き、上限を決めた上である程度は増やしてもいいことに。
ほかのこだわりが少ない物を減らすことで、全体量で調整すれば溢れてごちゃつくこともありませんでした。
2.心豊かにしてくれる物
増やすことで心が豊かになる物であれば、増えても問題ありません。とくに筆者は在宅主婦なので、ソファーや照明など、「くつろぎに関する物」は、積極的に増やしています。
一方で、夫は趣味の釣り道具を増やしています。興味ある物は異なりますが、「心を豊かにしてくれる」という点では共通しています。
心を豊かにしてくれる物を持つことで、おうち時間や趣味の時間をだいじにできるようになり、ムダ買いなども減りました。
3.時間の質を上げてくれる物
持つことによって、時間の質をアップできる物に関しては多少高価でも持つ価値はあります。
代表的な物でいえば「時短家電」です。時短家電は高価な物が多いですが、増やすことで家事の時短につながるのであれば、その分有意義に時間を使うことができます。
電子レンジは数が増えたわけではありませんが、サイズアップして使える機能も増えました。ライフスタイルによってはサイズアップすることも快適につながる場合もあります。
リターンが大きい物は増やしてもいい
物を持つことで、管理手間やスペースがとられるというデメリットもありますが、それ以上のメリットを感じる物に関しては管理できる範囲で積極的に増やしてもいいんです。
ただし、その分リターンが少ないと感じるようになった物に関しては容赦なく手放していく必要があります。
物を持つ必要性が明確に分かれば、粗末に扱うこともなくなるので増えてもすっきりをキープできるようになるでしょう。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部