【実体験】あきらめなくてよかった!子育て奮闘中のママこそ「シンプリスト」を目指すメリット3選
2024/04/24
現在シンプリストとして活動している整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんですが、シンプリストを目指し始めたのは2人目の出産後すぐだったのだとか。シンプルな暮らしとは相反する子どもがいる暮らしですが、試行錯誤しながらもシンプルな暮らしを目指してよかったと思っているのだそう。
そんなシンプリストうたさんが今思うことは、「子どもが落ち着いてから目指すのではもったいないよ」ということ。そこで今回は、シンプリストうたさんが子どもが小さいうちからシンプリストを目指すメリットについてご紹介します。
1.安全性を高めることができる
おうちでのケガのリスクが一番高い幼少期。外出でもケガや事故をしないようにと気を遣うので、せめておうちの中では落ち着いて過ごしたいという本音もありました。
テレビは隣の和室に移動し、リビングは何もない状態にしたことも。ぐるぐると回ったり軽いボール遊びなどもでき、何もない空間にはずいぶん助けられました。
大物家具を置かない代わりに、大物遊具を広々と置くことができました。子どもたちも交互に熱を出すなんてこともあったので、「おうちの公園化」はやってよかったことのひとつです。場所はとりますが、細々としたおもちゃと比べれば片づけの手間が少ないので室内遊具で遊んでくれた日は親もゆっくり過ごすことができました。
2.家事や子育ての負担を軽減できる
シンプルな暮らしを目指す上で、「収納」をシンプルにすることは避けてはとおれません。産後すぐは衣装ケースにたたんで収納していましたが、洗濯物のたたみ作業が負担に感じたことから押入れをオープンにして子ども服は全て掛けることに。
そのおかげもあり、2歳になる頃には自分で掛けている洋服を選んでいました。3歳頃にはひとりでお着替えできるように。「あれ、とって」をなくす配置をするだけでも子育てはうんとラクになることもあるので、単にものを減らすだけでなく「しくみ化」を意識するともっと快適な暮らしを送ることができます。
3.家の中でストレス解消ができるようになる
周りで頼れる人がいない中で、平日は夫にも頼れず。幼稚園に預けるまで、24時間常にいっしょのワンオペ育児期間が約5年間続きました。しかも、兄妹は、1歳7カ月差の年子です。息抜きできるタイミングを自分でつくれなければ、心身ともに病んでいたことは間違いありません。
家事負担が少なくなったことで、子どもが寝ている時間の多くをひとり時間に充てることができました。そのおかげでその日のストレスはその日のうちに解消でき、子育て期間中に病んだことはなかったです。
ストレスを溜めずに子育てに集中できるようになる
ものの判別を通して、ことに関しても優先順位をつけられたことは大きかったです。暮らしや思考を整えることにより後悔のない子育て期間を過ごせたので、本当にあのときあきらめなくてよかったと思っています。
「シンプリスト」という軸は、ブレそうなときは正してくれ、ときには自分を救ってくれるので、子育て奮闘中のママにこそ目指してほしい生き方です。
■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部
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