家族の中で自分だけがシンプリスト。シンプルライフを実現させた3つのポイント

2022/08/07

「シンプルな暮らしを目指したい!」「シンプルライフって素晴らしいよ!」とどんなに訴えても、シンプルな暮らしを目指していない家族にとっては、かえってストレスになることもあります。そんなとき、どうしたら良いのでしょうか。今回は整理収納アドバイザーのシンプリストうたさんに、家族暮らしでも、シンプルな暮らしを実現させた3つのポイントを教えてもらいました。

整理・収納、家事・料理などさまざまな暮らしのアイデアが集うサンキュ!STYLEから、注目の記事をピックアップ...

>>>サンキュ!STYLE編集部の記事をもっと見る

持ちたい家族→クローゼットから溢れなければOK

家族との約束事は、クローゼットに収まる量を持つことだけです。なるべく口出ししないようゆるいルールだけ設けるようにしました。

夫は釣りが趣味で、毎週のように釣り道具が届きますが、持つことが夫の生き甲斐でもあるので、1度も制限したことはありません。溢れる前にフリマアプリで売るなどして、管理しているようです。

ただ、つい押し込みがちになってしまうので、あまりにもひどい状況の時には整頓するよう声掛けだけはしています。制限も口出しせずに綺麗をキープすることが理想ですが、現実的には難しいようです。

ひとりの時間にシンプルライフを楽しむ

なるべくひとりの時間をとるようして、その時間に理想の空間をつくるようにしています。何もない空間にソファーとサイドテーブルだけ置く……家族がいたらなかなか難しいことでも、家族がいない間だけは楽しむことができます。

子どもたちが赤ちゃんだった頃は寝かしつけ後。1時間でもその時間があれば、気持ちもリセットできます。

幼稚園や小学校に上がってからは、徐々にその時間も増えていきました。在宅ワークもしていますが、シンプルな空間が仕事場にもなるので、作業にも集中することができています。

逃げ場も整えておくと◎

家族とは金曜日の昼過ぎから、土日丸2日過ごすことがほとんどですので、家族の散らかしペースに合わせていては息が詰まる時もあります。

都度「片づけて!」と言う時もありますが、あまりにも頻繁だと、ギクシャクして互いにストレスを感じてしまいます。

そんな時は、心を落ち着かせて短時間でも別部屋へ避難します。別部屋も普段から整えおくことで、心安らぐ時間を取り戻せますよ。

一部屋丸々を整えることは難しくても、キッチンや部屋の一部など自分の安らぐ居場所をつくっておくだけでホッとできます。

家族を巻き込まなくてもシンプルな暮らしはできる

「シンプルな暮らし」は、あくまでライフスタイルのひとつにしか過ぎません。シンプルでなくても「暮らしを楽しむ」という大きな目的を持って、家族それぞれが違った暮らしを楽しめるのがベストですね。

とはいえ、シンプルな暮らしを諦める必要もありません。子育て中の今は、ひとり時間の時と切り分けて考えたり、場所で区切るなどといった工夫によって、シンプルな暮らしを楽しんでいます。

■執筆/シンプリストうた…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。家族4人のリアルな暮らしぶりを紹介するインスタグラムが人気。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

PICK UP ピックアップ

TOPICS 人気トピックス

RECOMMEND