若い女性がクローゼットの中で歩いて服を投げる。ワードローブとドレッシングルームの混乱

予約半年待ちの片付け名人が伝授!来年困らない衣替えのコツ5選

2020/03/31

春と秋、年に2回ほど考えなくてはならない「衣替え」という家事。クローゼットやタンス、押入れの収納を大きく変えるということで、いいかげんにやってしまうと、後々困ることになる可能性も。そこで今回は「来年困らない」というテーマに沿って、家事代行サービスを展開するカジタクに所属する、片付け名人の山口さんに解説してもらいます。

衣替えのコツ1:服の適正量を意識して衣替えする

ラックや床にカラフルな衣服。ファストファッションコンセプト
Andrei Stanescu/gettyimages

人によって適正体重があるように、服もあなたにとっての適正な量があります。自分で管理できる量まで、洋服もダイエットが必要です。それを始めるのに最適なのが衣替えのタイミング。大量のものを抱え込む時代は終えて、軽く持つことに豊かさを見い出す時代に切り替えましょう。

衣替えのコツ2:100%ピッタリ収納よりも余裕のあるほうが大事

実際のアパートのクローゼットが整理され、女性の服でいっぱい、ショッピング、生活習慣、ファッショナブルな人の実際の生活や衣類の選択肢を描写しました。
Joyce Grace/gettyimages

パズルのピースをはめたように、ピシッとキレイにはまったムダのない収納。そんな、スペースを100%有効活用した収納がよいもの、と思っている人は意外と多いはず。

でも本当にそうでしょうか?そこに余裕はありますか?

仕事でも何でも、少し余裕や遊びを持つことが、長期的に上手くやっていくコツです。洋服の収納でも、このような考え方だと無理がありません。

余白を残しておくことで、新しい素敵な洋服と出会ったときには遠慮なく買えて、あなたにとって賞味期限切れの洋服と入れ替えれば、常に新鮮で素敵なクローゼットとともに生きていけます。現在、100%近く収納スペースを活用しているかたは、衣替えを機に70~80%程度に余裕を出すよう意識しましょう。そして、その70~80%の中身の質を上げていくのです。

衣替えのコツ3:保管つきクリーニングを利用する

anela/gettyimages

とくに、コートなどの大物アウターや、厚手のセーターにおすすめなのが、保管つきクリーニングを利用すること。次のシーズンまで預かってくれるので、第2のクローゼットとしてたいへん便利です。利用されているかたの多くがリピートしていることからも、満足度の高さがうかがえます。

衣替えのコツ4:たっぷり収納の跳ね上げ式ベッドを利用する

持ち上がるメカニズムとホワイトオークの大きなベッド。浮き上がり機構付きベッドします。
Alena Shapran/gettyimages

かさばる羽毛布団や毛布はもちろん、たまにしか使わないものや思い出のものは、ベッド下収納がおすすめです。というのも、クローゼットに洋服以外のものが潜んでいる光景をよくお見かけするからです。今どきの住宅は押し入れがないことが少なくありません。そんなとき、押し入れ代わりとなるスペースに、大容量の跳ね上げ式ベッドは頼もしい味方です。今後ベッドを購入、買い替える際には、跳ね上げ式の収納があるかどうかも意識するのがおすすめです。

衣替えのコツ5:1部屋をまるごと衣装部屋にする

ロッカールーム
Ilari Nackel/gettyimages

家事代行サービスをしていると、1部屋をまるごとクローゼットにするというご家庭をお見かけすることもあります。住宅事情的に、すべての人におすすめできる方法ではありませんが、もし部屋に余裕があって、かつ芸能人並みにお洋服の量が多いかたは、ぜひ取り入れてみるのがおすすめ。そうすれば、もはや衣替えが不要になるかもしれません。


以上、来年困らない、長期的視点で考える衣替えのポイントでした。衣替えの度にムダなストレスを感じることなく、むしろわくわくしながら次の季節を迎え入れる準備ができたらよいですよね。

協力・・・

カジタク

家事の宅配「カジタク」。安心のイオングループとして、家事代行以外にも、プロの整理収納プラン「片付け名人」や、日頃お掃除できないところをプロにお任せする「ハウスクリーニング」など、これまで約70万件の家事サービスを提供。「カジタク」はアクティア株式会社が提供する家事代行サービスのブランドです。

 
 

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