子どもにガミガミ言わなくても片づけてくれる収納法
2021/08/27
テーブル近くに棚をつけたり、引っ掛けるだけの収納にしたり。身近に収納があれば家族も散らかさずに片づけてくれる!おまけに「おもてなし」が気持ちよくできると、なんかうれしい、そんな片づけ方法をご紹介します。
<教えてくれた人>
nicoさん(ドイツ在住 35歳)
夫、長男(8歳)、長女(5歳)の4人家族。1年ほど前に夫の仕事の都合により、期間限定でドイツで暮らすことに。慣れない異国で子育てに奮闘中。インスタグラムは「@kurasukoto_ 」
◎HOUSE DATA◎
賃貸マンション3LDK・約80平米
引っ掛けるだけの収納なら帰宅後、疲れている子どももやってくれる
「床に脱ぎっぱなしの上着を毎日注意するのに疲れて。パチッと留めるだけの布ループを服につけてみたんです」。ハンガーを使わず、フックに掛けるだけなら、子どももおっくうがらずにやってくれるそう。
あちこちに散乱しがちな物はテーブル近くに棚をつけると自分で戻すように
ダイニングテーブルの上は、つい物を置きがち。「すぐ横の壁に棚をつけて、ティッシュやハンドクリームなどを置くように。動線が短いおかげで、家族もすぐ片づけてくれるようになりました」。
絵本は収納棚ごと台車の上へ。そのままゴトゴト寝室に運べる
眠る前に寝室へ何冊も絵本を持ち込んでいた子どもたち。「本棚ごと動かせるように台車にのせてみたら、片づけもスムーズ」。本を持ち運ぶよりも、台車を押すだけのほうがラクちんです。
ママ友が来ても慌てて片づけなくてすむから心置きなくいい時間が過ごせる
子育ての相談をしたり、おすそわけを持ってきてくれたりと、ママ友との時間も大切。「床がすっきりしてると、慌てずに迎えることができて、気持ちがラクなんです」。
水まわりの洗剤は人目につかない位置に引っ掛けて、すぐ使える場所をキープ
日本から持っていったという100円ショップの吸盤式フック。「洗剤などはなるべく目立たずに、でも、すぐに手に取れる場所に置きたかったので、貼りつけられるフックに助けられてます」。
参照:『サンキュ!』2021年9月号「床に物を置かないだけで、夏の家は快適になる!」より。掲載している情報は2021年7月現在のものです。撮影/nicoさん 構成/竹下美穂子 取材・文/晴山香織 編集/サンキュ!編集部