さわってテンションが下がったら替えどき!真似するだけで絶対片付く"3つの捨て基準"がスゴイ!

2024/03/08

小さい子どもが3人いても、自分の中できちんとした捨てる基準さえあれば、部屋はいつでもすっきり片づくんです。定期的に物を厳選して、今使う物だけを持つようにするのがコツ。すっきりをキープする方法を教えてもらいました。

<教えてくれた人>
tamaさん(愛知県 35歳)
夫、長男(7歳)、長女(4歳)、二男(2歳)の5人家族。結婚後は夫の転勤で3年ごとに引っ越し。ずっと古くて狭い社宅暮らしだったが、1年前念願の新居へ。元はアパレル会社に勤務。

◎HOUSE DATA◎
築1年・4LDK(102㎡)・一戸建て

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物が多いと「やるべきこと」も増える。だから定期的に手放す習慣を

小さな子どもが3人いて、ただでさえ忙しい日々。そのうえ片づけに時間がかかると大変だから、定期的に物を見直して管理の手間を減らしているというtamaさん。

「例えば服が増えると、洗濯物を干してたたんでしまう手間も、しまう場所も増えるし、そうなるとイライラして、ほかの家事がうまく回せなくなるんです。だから私は、今使う物だけを持つようにしています」。

tamaさんが物を気持ちよく手放せるのは、後悔しないくらい物を使い倒しているから。

「何度も使って、着て、買った値段分の元は充分とったと思えるまで使い倒すと、すんなり手放すことができ、手放したあともすごくさっぱりするんです」。

tamaさんの3つの捨て基準

よく見て、さわって、それを使う毎日を想像して……そんな自分の〝感覚〞に従って物を厳選し、それ以外は捨てるのがルールです。

1 布物は、さわってテンションが下がったら替えどき

布物の捨て基準はさわり心地と着心地!「日々使う中で、ハリやふわっと感、なめらかさが失われてきたと感じたら、処分します」。

洗濯機右のワゴン上段にはタオル、中段にはバスマットの替え、下段には洗濯物。あるのは必要最小限だけ!

●洗濯していて悲しくなるくらいゴワついてきたら総取っ替え

家族のタオルはバスタオル5枚、フェイスタオル5枚のみ。「毎日使って洗うから消耗も早く、半年でゴワゴワに。さわってゴワつく=替えどきなので、すべて掃除用ウエスに下ろし、同じ枚数を買い替えます」。

●くたびれて生地が硬くなったら役目を終えたと思って買い替え

バスマットは2枚持ち、毎日交換して洗濯しているというtamaさん。「バスマットは清潔にしていたいので、見た目がくたびれて生地が硬くなったと感じたら買い替え。最近2枚捨てて、新しいものを2枚買ったばかりです」。

●身だしなみは足もとから。かかとが薄~くなってきたら捨てどき

靴下は家族みんなの分を別々に買ったり捨てたりするのが面倒だから、全員分を一気に捨て、一気に買うそう。「どの靴下のかかともだいたい半年で薄くなるので、そうなったら捨てます」。

●「これを着て人に会えない」と思ったら、お気に入りでも即処分

「特にプチプラ服は、安いからこそ状態の良さが大事。処分に迷ったら鏡の前で着てチェックし、『この姿で人に会いたくない』と思ったら潔く手放します」。洋服が大好きだからこそ、鮮度を何より大切に考えるそう。

●吸水性が抜群のクロスを半年使い倒してポイ
ドイツ「BLITZ」のふきんを愛用。子どもがコップの水を全部こぼしても即吸収。洗濯して繰り返し使えます。ヨレてきたら窓をがっつり拭いてから捨てます。

2 「今、使ってない物」は、新鮮なうちに〝売る〞

tamaさんが常に意識するのは物の〝価値〞。「タイミングを見計らって使ってくれる人に譲ったり、状態がいいうちに売ったりします」。

●子どものおもちゃは半年間の使用頻度で手放すか見極める

子どもはすぐにおもちゃに飽きて、ほかのおもちゃに目うつりするので、半年ごとに親子で見直し。「〝好きなおもちゃを3つだけ残す作戦〞や〝この中から好きなのを3つ選ぼう作戦〞がわかりやすくておすすめ」。

●アウターは3年着たら、春になる前に売るルール
もう来年は着ないだろうと思うアウターは、リサイクルショップに持ち込んだり、メルカリなどのフリマアプリに出品。「新しいほうが高い値がつくので、次の冬までねかせたらもったいないです」。

●今の服に合わないアクセは人気があるうちに次の人へ

高価なアクセも、着る服のテイストが変われば似合わないから、20代のころによく使ったアクセは全部放出。「今はこれだけです」。全部持ち歩き、いつでもさっとつけられるように。

●不用品はBOXに保管して、タイミングをみて一気に売る
フリマサイトに出品するなら春が来たらすぐ、実店舗に持ち込むなら春より少し前に一気に売るのがベスト。タイミングが来たときに慌てないですむよう事前にBOXにまとめておくとスムーズです。

3 「タダ=愛着がない物」は基準を決めて処分

気がつけば家に入ってきて、ぼんやりしていると増えてしまうタダの物いろいろ。「捨てる自分基準をつくれば増えません」。

●紙袋は、サイズ違いを3枚残せば充分とわかった

「丈夫でシンプルな大中小の紙袋が各3枚あれば、全然困らない」ことがわかったtamaさん。「増えてもここに入る分だけ。このBOX1つ分以上は持ちません」。

●3カ月以上使ってないサンプル品は、ほぼ永遠に出番なし
「もらったサンプルで気になる物は1カ月以内に使い切ります。夫が出張先のホテルから持ち帰るけれど、3カ月も放置しているようなアメニティーはきっとその先も使わないので、夫に報告してから処分します」。

●おまけのおもちゃは、子どもが飽きたらすぐバイバイ
おまけのおもちゃはそのまま放置せず、とにかく飽きるまで遊び倒すそう。じきに見向きもしなくなるので、そうなったら捨てどき。「充分遊ぶと子どもから『もういらない』って言うことも」。

参照:『サンキュ!』2020年4月号「考えずにものを捨てるなら『春』がいい」より。

撮影/小野田陽一 編集/サンキュ!編集部

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