引越し経験4回の主婦直伝!入居前にやるだけで引越しがラクになった2つのこと
2020/03/21
ライフオーガナイザー®︎でサンキュ!STYLEライターの木村みずきです。職場やライフスタイルの変化など新生活に向けても大いそがしのはず。引越しがをするという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、結婚後4回さまざまな引越スタイルを経験した私が、新生活を快適にスタートできるように、転居先の下見段階でぜひやっておきたい準備をお伝えします。
「採寸」と「写真」のない引越しなんて!
大切なのは『自分や家族が新生活を快適にスタートできること』です。引越しですべてを消耗してしまうことのないように、ポイントだけおさえていただければと思います。
ただ、『採寸』と『写真』、この2つだけは必ずお願いしたいのです。これをするだけで、引越し後の「しまった!!」がなくなりますよ。
引越しをスムーズにするための3ステップ
⒈ 間取り図を入手&拡大コピー
ここでは、緊急性の高い賃貸マンションを想定してお話しますが、購入マンション・戸建の方にも共通する内容も多いので、ぜひご一読ください。
まず、とにもかくにも『間取り図』です。これを不動産屋さんから入手しないことには始まりません。
もらったら原本として保管しておき、書き込むスペースを増やすために2枚拡大コピーします。
1枚は自分用。家具や収納の位置を決めたり、動線確認のシミュレーションのために使います。
そしてもう1枚は引越し当日の業者さん用。運搬してほしい家具の場所など指示項目を事前に記入しておき、当日スタッフ責任者に渡すと引越し作業が本当にスムーズになります。
これは業者さんにも好評で、機嫌よく追加サービスしてくれることも!
⒉ 大型家具の採寸と仮決め
引越しの際に処分する家具はともかく、皆さん必ず持っていきたい大型家具・家電はあるかと思います。例えば、ダイニングテーブル&チェア、ソファ、TV、洗濯機、冷蔵庫、棚、デスク、ベッドなどですね。(ここでは一旦収納ケースは除外します)
それらのサイズ、ご存知ですか?このタイミングでしっかり採寸しておきましょう。
もしHPなどで確認できる商品であれば、それでもOK!
できれば1冊ノートを用意するか紙に記入してスキャンするなり保管しておくと、今後の引越し時や家具の買い替えの際にとっても便利です。
そして、間取り図を見て部屋ごとに『主に誰が何をする場所なのか』を決めます。
あとはそれに合わせて「この辺りにこれを置けたらいいな」くらいの、ざっくりとした家具の置き場所を仮決めしておきます。
⒊ 新居の採寸と写真撮影
次に注意したいのは新居の採寸タイミング。とくに賃貸物件だと居住中やリフォーム・清掃などの理由で、入居までに採寸できるタイミングは本当に限られています。
そんなときは、不動産屋さんに「採寸したいので、なるべく早いタイミングで入らせてもらえませんか?」と相談してみてください。
ちょっと面倒ですが、採寸のためだけでもぜひ時間をとってもらってください。それくらい、これをやるかやらないかで引越し作業とその後の暮らしの快適度合いが変わります。
すでに電気がつかない可能性が高いので、日中の明るい時間帯にしてくださいね。
ここで採寸時のチェックポイントをいくつか。
【採寸うっかりポイント】
・大型家具の仮置き場所を中心に測る(下がり天井注意)
・大型家具が通るドアの有効幅を測る(ドアの取っ手注意)
・クローゼット内だけでなく開き口幅も測る。
・カーテンレールの幅、高さも忘れずに(事前にカーテンを注文できる)
・窓(腰高窓の場合は窓下の高さも。カーテンの長さを決めたり、窓下に家具を置くことも)
・防水パン内寸サイズと水道栓の高さ(洗濯機が置けるか)
・洗濯機置き場の周囲スペース確認(ドラム式の場合、扉の向き注意)
・冷蔵庫の幅+10cmは搬出入に必要。(扉は90度開く場合でも横幅+4cmずつは必要)
・エレベーターが何人乗りか(ピアノの搬出入には必須)
・エアコンを設置する場合は設置場所のスペース(とくに高さ注意)
【写真撮影うっかりポイント】
・①居室全体②居室の面ごとに遠目に撮る。
・天井を入れる(下り天井と照明の有無、照明ソケットの種類)
・カーテンレールはアップで撮る(設置位置や種類)
・コンセント位置(とくにTVコンセント)
・エアコンの有無(ない場合、配管穴とコンセント穴)
・備えつけの収納家具(扉を開いた状態で)
いくつかと言いながら、どうも好きすぎてたくさん出てきてしまいました。
このなかからこれは!と思われるものだけでもご参考になれば幸いです。
撮影したものを見ながら、転居先の暮らしをイメージするのもなかなか楽しいものですよ。
この記事を書いたのは・・・木村みずき
ライフオーガナイザー®︎(あたまとこころのやさしい整理術)
「家族の幸せはママの幸せから」自分を見失いがちなママが本来の自分らしさを取り戻し、夫婦と親子それぞれの幸せが見つかる生き方を応援します。現在、ライフコーチ・心理セラピストを目指して勉強中。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。