ついやってしまいがち!今すぐやめたい「NG収納」とは?
2023/10/08
「ものが多くて片づかない」「こまごましたものをうまく収納できない」「押し入れやクローゼットがなんだか使いにくい」など、収納に関しての悩みはさまざま。状況はそれぞれであれ、"うまく収納できない"と感じているかたは多いのではないでしょうか。
そこで、ついやってしまいがちな「NG収納」を、ゆるミニマリストとして活動するみくさんに教えてもらいました。
1.とにかく詰め込む
引き出しや収納スペースの中にものを押し込んでいませんか?そんな状態だと、何がどこにあるか、在庫がいくつあるかなどの把握ができません。その結果、探しものばかりしていたり、同じものを何個も買ってしまう失敗に繋がったりもします。
また、来客があるときだけクローゼットなどに詰め込んで、片づけた気になったことはありませんか?これは片づけではなく、目を背けているだけです。奥に詰め込まれたものは存在を忘れてしまい、整理や掃除が余計にしづらくなる悪循環にもなりかねません。
2.隙間を埋めようとする
多くの人は、空いているスペースを見ると何かで埋めたくなります。しかし、ぎゅうぎゅうにしまい込まれた収納よりも、少し余白があるくらいの方が使いやすいです。
余白を残しておくメリットとしては
・取り出しやすい
・在庫の確認がしやすい
・予定外に入ってきたものに対応できる
などがあります。
「スペースが空いているから入れておく」のではなく、本当に必要なものだけ収納するようにしましょう。
3.最初に収納グッズをそろえる
整理をしようと思ったとき、収納用品を買うところから始めるのは危険です。収納グッズも"もの"です。買いすぎたりサイズがあわなかったりすると、うまく使えずものを増やしてしまうだけの結果に。
まず最初に不要なものを手放したうえで、どこにどんなものを収納するかをしっかりと決めます。それによってベストな収納用品は違ってくるはずです。収納方法やサイズなどをよく考えたうえで購入するようにしましょう。
収納は引き算の方がうまくいく!
一般的に「収納」と聞くと、こまかい仕切りで分類していたり、ラベリングされた収納ボックスを並べていたりと、きっちりしたイメージをお持ちのかたも多いのではないでしょうか。しかしそういった収納は、つくるのも保つのも難易度が高いです。
まずは今あるものを見直し、不要なものを手放すことから始めましょう。特別な工夫をしなくても、スペースに余白ができるだけで自然と収納しやすくなります。収納グッズを駆使する「足し算収納」ではなく、不要なものを減らす「引き算収納」から始めてみてはいかがでしょうか。
■執筆/みくさん…汚部屋暮らしから脱却し、ミニマリストに。めんどくさがりでも楽してすっきり過ごせる暮らしのアイデアを発信するインスタグラムが人気。インスタグラムは@akairo39。
編集/サンキュ!編集部