40代はお肉がすぐつく!怠けずケアが続くおうちの工夫とは?
2022/01/03
キッチンにもリビングにも洗面所にも!家のあちこちでセルフケアが簡単にできる工夫がいっぱい。自分に時間をかけられるようにすぐ片づく部屋をキープする、その秘訣を教えてもらいました。
<教えてくれた人>
宇高有香さん(神奈川県)
夫、長男(13歳)、長女(10歳)の4人家族。収納暮らしコンサルタント/ライフオーガナイザー。忙しい女性のための収納×暮らし実践型ブログ「ウチカラ」主宰。著書に『子どもと暮らすラクに片づく部屋づくり』(辰巳出版)。
◎HOUSE DATA◎
3LDK(95平米)/築9年/持ち家一戸建て
アラフォーはいろんな「曲がり角」だからこそ、自分に時間をちゃんとかけられるよう部屋を整えています
子育てのかたわら起業し、忙しい30代を経て迎えた40歳。その途端さまざまな不調を経験した宇高さん。「健康には自信があるほうでしたが、"気合いだけじゃ乗り越えられない年になった"と思い知りました」。そこで家族のためにも、常に元気でいられるよう日々のセルフケアを実践。「自分に時間をかけられるように"すぐ片づく部屋"に保って、物の量も減らしています。好きな物だけに囲まれた空間だと、何をするにもモチベが上がるんです」。
朝の家事を終えたら、15分のトレーニングを習慣に
掃除や片づけなどの朝家事を終えたら、まずは15分の"筋肉ほぐし"トレーニング。「好きな動画を見ながらだとあっという間です。悩みの肩こりも解消しました」。
トレーニンググッズはインテリアになじむかごにイン
色が派手なトレーニンググッズは、部屋のトーンになじむかごにまとめてデスク下に。「やろうと思ったらすぐ取り出せるから、トレーニングを始めるハードルがぐっと下がります」。
1 朝のドタバタ!がなくなる収納でトレーニングの時間をつくってた!
朝ごはんの準備、自分でできる物はぜ~んぶここ!
「わが家の朝食準備は給食方式。各自がトレーに食器などをのせ、冷蔵室や冷凍室からシリアルやパン、飲み物を選んで適宜温めます」。食後、使った物を食洗機に入れるまでが一連の流れだから母の手間はゼロ。
掃除用ワイパーはあえて目の高さに浮かせる
掃除用ワイパーは、ダイソーの壁掛けホルダーを使って毎朝必ず通る洗面所脇の壁に収納。隅に隠したりせず、あえて目に留まる高さに浮かせることで、「自然と手に取れ、寝ぼけぎみでも床掃除を始められる」そう。毎朝、乾燥機から取り出した洗濯物をしまうついでに廊下、階段、リビングまで一気に床掃除しちゃいます!
100均グッズで壁にペタリ。
洗面台は、毎朝顔を洗ったついでに拭いちゃう
わざわざ掃除の時間をつくりたくないから、顔を洗ったついでに洗面台掃除も!「そうじの神様」というシリーズのマイクロファイバークロスなら拭き跡が残らずノーストレス。
脱いだパジャマはかごにポイッ!と入れさせて集める手間をカット
朝、家族があちこちで脱いだパジャマを拾って回るのは面倒……。「なので洗濯機の近くにかごをスタンバイ。みんなここに入れるルールにしたら、朝のひと手間が省けました」。
2 40代はお肉がすぐつく!から怠けずケアが続く工夫をしていた!
「材料セット置き」なら、手作りヨーグルトも20年続く
「ヨーグルトと種菌をセットで冷蔵室に入れておけば手作りも苦になりません」。手作りヨーグルト歴はなんと20年。ヨーグルトにグラノーラと果物を入れた朝食はバランスも◎。
お手軽アイテムに頼ったぬか漬けで毎日、腸活
ぬか床は冷蔵室内でかさばったり、途中で挫折したりで続かなかったとか。「ラップを広げて、好みの野菜に"ぬかチューブ"を塗り、包んで冷蔵室で寝かせればぬか漬けが完成。手軽に続けられます」。
毎日飲む酵素はキッチンの死角に"置きっ放し"
セルフケアの一環として朝晩欠かさず飲んでいる酵素ドリンク。「飲み忘れがないように、冷蔵庫のすぐ横の、キッチンの死角に置いています。水やお湯、炭酸で割っておいしく継続!」。
取っ手つきの持ち運べるバランスボールでどこでも体幹トレーニング
仕事中も体幹を鍛えたくて探した"わが家のインテリアになじむバランスボール"。「取っ手つきだから、仕事机で作業するときも片手で持ち運べます。移動させやすいから使う気になり、ほったらかしの防止に」。
体重計はあえて持たない。毎日、全身鏡で背肉までチェック
「大事なのは体重より、姿勢やキレイな肉のつき方」。なので体重計は持たず、毎朝鏡で体のラインをチェック。「特に気をつけているのは背肉。セルフタイマーで週1自撮りして保存してます」。
部屋着は基本、トレーニングウェア。しまう場所も特等席に
すき間時間を見つけては、体をほぐしたり、伸ばしたりしている宇高さん。だから部屋着は体を動かしやすいトレーニングウェア一択。収納は取り出しやすい引き出しの最上段に。
3 美容グッズは「すぐ取れる」ことを優先していた!
浴槽のすぐ脇に頭皮ケアグッズをつるして毎晩マッサージ
40代になり抜け毛が増えてきたという宇高さん。「顔のたるみも防げるので、浴槽内では頭皮ケアをしています。本体を浴槽脇に置き、アタッチメントは浴室OKのフックで壁につるし、手に取りやすく」。
メイク道具は家の中でいちばん光が入る場所にひとまとめ
メイク道具は、明るい自然光が入る仕事机の横の引き出しに収納。「よく使う物だけにしぼって、引き出し1段に収めます。オンラインの仕事前もここでちゃちゃっとメイクできて便利」。
キャンメイクのコンシーラーを愛用!
お風呂上がりにすぐつけたいからスキンケア用品は洗濯機の上
お風呂上がりや洗顔後、ワンアクションでスキンケア用品が取れるように、必要な物はまとめてトレーに。「こうしてスタンバイしておくと、『面倒~』と思わずにスキンケアができます」。
夜だけ「冷えとり靴下」はいてます
「冷えとり靴下」をはき始めたら、不調が改善して風邪もひかなくなったそう。「でも面倒くさがりだから日中はムリ。就寝時だけ絹と綿×各2の4枚重ねばきをしてゆるく温活しています」。
4 顔がおブスにならないよう家事ストレスをなくしていた!
洗濯物は干したまましまう!ことでたたむ手間なし
洗濯物はいちいちたたむのが面倒なので、洋服は干すときのハンガーのままクローゼットにしまうというやり方に。「裏返しのまま洗って干しても、着るときに元に戻せばよし、としています」。
"夫と家事をシェアしない"と割り切ることで効率化が一気に進んだ
"家事は夫婦でシェアすべき"という考え方が自分にとってはプレッシャーになるとわかった宇高さん。「私は夫に頼らないほうが気楽。自分が家事しやすい家にすればOK!と割り切りました」。
"3分で片づく部屋"を目標に子どもの物は定期的に見直し
子どもには昔から「物は自分で管理してね」と伝え、物が増えすぎないよう学期末などに親子でプリント類の見直しをするそう。「3分で片づけられる空間なら、子どもも片づけやすいようです」。
口の広いゴミ箱は捨てやすく集めやすい。
参照:『サンキュ!』2022年1月号「物の持ち方と収納を変えれば」より。掲載している情報は2021年11月現在のものです。撮影/天野良子 構成/竹下美穂子 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部