【真似したい!】男の子3人でも!モノが散乱していても!30分以内で片付く秘密とは?

2022/02/19

男の子3人、子どもの物が家中に散乱していても4つのシンプルルールがあればすぐに片づくんです!ルールがひと言で説明できる家なら家族もしまいやすく、元の状態に戻しやすい。心地よさの秘訣を教えてもらいました。

<教えてくれた人>
山中美保さん(長崎県 40歳)
夫(42歳)、長男(12歳)、二男(10歳)、三男(8歳)と犬のラフくんの5人&1匹家族。週3~4日パート事務をしつつ、イラストの仕事も。インスタグラムID:@mf_ymnk

◎HOUSE DATA◎
持ち家一戸建て/4LDK(133平米)/築47年

置き場所さえ決めておけば、片づけも管理もラクになります

「子どもの物が家中に散乱していても、戻す場所が決まっていれば片づけるのは意外と簡単。散らかっても30分以内で片づくから『まあいっか』と思っています」と山中さん。山中家の物の置き場所は、基本、1収納に1アイテムか1ジャンル。それでも「気づくとすぐ散らかる」ので、ちょい置きできる一時避難スペースも確保しておくことが整うコツだとか。「○○の場所はここね、とルールがひと言でわかれば家族もしまいやすく、元の状態に戻しやすいんです」。

出す・しまうルール

●脱いだパジャマは専用の引き出しにポイッ

子どもたちがパジャマを脱ぐ場所はリビングだから、しまう場所もリビングに。「しまうというより、ふたを持ち上げてポイッと投げ込むだけ。子どもが入れやすい高さにすることも大事」。

●細長い引き出しはラップがフィット

「キッチンでよく使うのははさみとラップ。だから調味料を入れる想定の細長い引き出しに、ラップとはさみを収納したらすごく使いやすい!」。

●図書館の本は「借りた本」置き場へ

本や漫画が大好きで、学校の図書室や地域の図書館でも借りてくるという3兄弟。「家の本と借りた本が混ざらないように、棚の中は家の物、棚の外は借りた物、と分けて収納しています」。

●1ジャンル= 1段だと迷わない

こまごました物はすべて窓際の小引き出しに収納。「3段目は文房具専用など、他ジャンルの物が紛れ込まないようにしてラベリング。段ごとに"専用"を決めると、物を迷わず取り出せます」。

6段目は夫のiPadとグッズ。

●掃除用シートの替えは床に出しっぱ

床掃除用シートは、すぐに取りつけられるように、袋から出して箱に収納。「この箱は使わなくなった小引き出しの本体。食器棚の下に入れてみたらぴったりでした」。

●犬用のトイレットペーパーは窓の手前のフックに

トイレのとき『庭に出して』とガラス窓をカリカリするラフくん。「フンの処理をサッとできるように、タオルバーを窓際に縦向きに取りつけてペーパー置き場にしています」。

●フックがあれば何でも掛けておける

フック使いが上手な山中さん。「キッチンのあちこちにS字フックや、柄が長いガーデニング用のフックをとりあえず掛けています。道具を洗ったらすぐ掛けられて、乾燥も早く、なによりサッと取れてスムーズ」。

●読みかけの本は自作のミニ本棚へ

端材3枚をねじで留めただけのミニ本棚は山中さんの自作。「棚が斜めでブックエンドがなくても本が倒れず、数冊立てておくのに◎。家の数カ所に置き、本の"ちょい置き場"に」。

●急な来客!取りあえず押し入れに避難

リビングの押し入れ収納は奥行きたっぷり。「棚を入れても手前は空くので、ここを一時避難場所に。学用品など出しっ放しの物を一時的にしまいます」。扉を閉めれば片づけ完了!

●本棚の左下1段は子ども用に空けておく

本棚の左下1段には何も置かず、子どもたちが作りかけのレゴなどを置いたり飾ったりしていいことに。「最近は読みかけの漫画を伏せてちょい置き、ということが多いです」。

●しまう気力がないとき用の洗濯物置き場

「仕事のあと、買い物して、帰宅して、乾いた洗濯物をたたんで……までは頑張ったけど、これ以上は無理。夕食の支度もあるし(涙)、というときはここに置いていいルールです」。

●子どもが使う薬はテレビ台の引き出しに

空手を習っていて小さなケガは日常茶飯事の3兄弟。ばんそうこうや傷薬はセルフで対応なので、テレビ台の引き出しに。酔い止め薬など親がのませる薬は押し入れ奥に分けて収納。

大人が管理する薬は押し入れに置く。

仕切るルール

●引き出しにはカゴを仕込んで後は自由に

子どもの下着と靴下の引き出しは、中がごちゃつかないように長いカゴ2つを入れてざっくり仕切って、各自が好きなように自分の物を収納。写真は三男の引き出し。

●段差があると奥でも取り出しやすい

食器棚に奥行きがあり、後ろの食器が見えにくいので、奥に透明のコの字ラックを2つ設置。子どもでも取り出しやすくしています。

捨てるルール

●子どもの靴は底に穴があいたら買い替える

子ども3人の靴は各自2足で、合計6足。兄のお下がりを弟がはくことはせず、はき倒して底に穴があいたら潔く処分し、買い替える。毎日はく靴は玄関に出しっ放しでOK。

●宿題が終わったらお稽古バッグに移動

兄弟3人が週1回習っている算数と英語の宿題プリントを人別に収納。「週末に宿題をし終わったら子どもが各自、バッグに移動。習い事先でチェックしてもらったら処分!」。

●学校からのお便りは1カ月で入れ替え

「学校関連など親が管理するプリントは、人別に月単位で保管&入れ替え。時間割など年間保管の物については1カ所にしまいます」。Ikeaのウォール新聞ラックが丈夫で入れやすく、便利。

買うルール

●どの場所でも使えて重ねられる

ダイソーの半透明の収納ケースは、縦横比が同じ物だと組み合わせて重ねられて便利。「このシリーズはたくさん持っていて、キッチンや洗面所などいろんな場所で使い回し」。

●大皿は作家物、取り皿はニトリ

「器が好きで、直接窯元まで行ってお値打ちの作家物の大皿を時々買います。一方、毎日使う取り皿は、がんがん使って、割れても買いたせるニトリで購入」。色みも気に入っているそう。

自分用の身支度コーナーにはアクセやイヤホンを収納

キッチンで身支度したくて、わきの壁にニトリのアクセサリー収納箱を設置。「扉に100均の鏡を取りつけ、かがまず見られるように。取っ手にはマスクをちょい掛け」。

参照:『サンキュ!』2022年3月号「いつもきれいな家が決めている4つの『整うルール』」より。掲載している情報は2022年1月現在のものです。撮影/松村隆史 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部

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