片づけ名人が家に溜めないように注意している3つのもの
2024/08/08
片づくためのコツのひとつは、「不要なものを溜めないようにすること」ですが、具体的にどのようなものがあげられるのでしょうか。
整理収納アドバイザーの資格を持つシンプリストうたさんに、特に注意している3つのものを聞いてみました。
1.段ボール
箱のままの段ボールをつい放置してしまうことはありませんか?段ボール箱を溜めているおうちほど、家が散らかりやすいという特徴があります。
溜めずに都度捨てることがベストですが、ゴミ回収の関係で一時置きせざるを得ない場合は、箱を潰し、虫の温床とならないよう湿気が少ない場所に1カ所にまとめるようにしましょう。
散らかっている印象を持たせないことがポイントです。
2.サンプル品
化粧品やシャンプーなどのサンプルを、次の旅行のためにとっておくことはしていませんか?未使用のものまで捨てる必要はありませんが、残すことはオススメしません。
もし、そのサンプル品が古いものであれば肌トラブルにも繋がりますし、それを保管するための小物入れなども必要になります。
サンプル品はすぐに使い切り、極力ストックを持たないようにしましょう。使い切れないくらい大量に溜めている人は、フリマアプリなどでも需要があるので、まとめて出品してみてはいかがでしょうか。
3.消費期間が長い日用品
足りなくなる不安や防災意識などから、普段から日用品を多く持つ人が増えているようです。しかし、優先順位を考えていかなければ、収納もキャパオーバーになってしまいます。
その基準のひとつとして、「消費期間」で持つ量を決めてみると良いでしょう。
例えば、毎日使うトイレットペーパーや洗濯用の洗剤はすぐになくなるので多めに持ってもOK。その代わりに、なかなかなくならないリンスや掃除用洗剤などは基本ストックを持たないようにし、半分使ったところで買いに行く、などと決めます。
日常生活で負担がかからないよう、メリハリをつけて持つと管理もラクになりますよ。
溜めない習慣で片づくおうちへ
ものの数だけ片づけのアクション数も増えるので、溜めない習慣を持つことが大切です。不要なものを溜めないようにすることで、片づけが苦手な人でもすっきりをキープすることに繋がります。
この3つに当てはまった方は、見直しをしてみて下さいね。
■執筆/シンプリストうたさん…ズボラでも小さな子どもがいても、スッキリ暮らすためのストレスフリーな方法を提案する整理収納アドバイザー。インスタグラムは@utatanenet_home。
編集/サンキュ!編集部