【家事と収納のお悩みQ&A】家族の「脱ぎっぱなし」に18年間キレ続けてます……
2022/06/07
次から次へと出てくる家事と収納のお悩み。そこで6人の「その道のプロ」が、おうちの中をちょこっと変えるだけのお悩み解決法を伝授。
<教えてくれた人>
・ファイナンシャル・プランナー 丸山晴美さん
20代でマンションを購入した経験を活かし、26歳で節約アドバイザーに。『「貯まる女」になれる本』(宝島社)、『シングルママの「お金に困らない」本』(徳間書店)など著書多数。「家とお金には密接な関係があります!」。
・インテリア・コーディネーター MAKOさん
個人宅や企業のインテリアコーディネートのほか、CM撮影やモデルハウスのスタイリング、コラムなどの執筆活動、セミナー講師など多彩に活躍。「住まいを通じたハッピーライフのコツをお伝えしています」。
・ダイエット美容家 本島彩帆里さん
心も体も不安定な万年ダイエッターを脱し、健康的に産後20kgやせる。痩身サロンで様々な女性のダイエットサポートをした経験も活かし、SNS(@saoooori89)や著書、メディアにて発信。「やせやすい家は必ずつくれます」。
・家族の片づけコンサルタント seaさん
家事サービス歴20年超。家事代行マッチングサービス「タスカジ」で大人気のハウスキーパー。新刊『家じゅうの「めんどくさい」をなくす。』(ダイヤモンド社)が好評。「まずは今困っていることだけに絞って家の改善を!」。
・脳内科医・医学博士 加藤俊徳先生
「脳の学校」代表、加藤プラチナクリニック院長。発達脳科学・MRI脳画像診断・認知症などの専門家。『すごい左利き』(ダイヤモンド社)、『片づけ脳』(自由国民社)など著書多数。「脳に負担が少ない家をめざしましょう!」。
・美容ジャーナリスト 鵜飼香子さん
美容ジャーナリスト、ライター、編集者。美容誌「MAQUIA」編集部に約13年間在籍し、美容のエキスパートに。経営管理修士(MBA)の資格も所持する2女の母。「家の仕組みで、"ながら美容"は実現します」。
【お悩み1】早起きが苦手で、毎朝のべんとう作りがつらい~
K・Rさん(広島県 41歳)
スムーズに取れるだけで時短に。べんとうグッズを作業台近くに大集結させよう
べんとう作りには意外といろんな物が必要。バラバラに収納していると、いちいちあちこちの棚や引き出しを開けるなど、手間が増えます。使う物を引き出し1カ所や収納ストッカー1つに集合させると作業が圧倒的にラクに!(seaさん)
【お悩み2】家族が脱ぎっぱなし、食べっぱなしで早18年。毎日キレてます!
K・Sさん(兵庫県 43歳)
しまう場所やしまい方を決め直す過程から、徹底的に家族を巻き込んでみて
家族にも当事者意識を持ってほしいなら、マイルールを押し付けるのはNG。どうすればやりやすいのかを3つくらいの案から選ばせることで、「自分が決めたことだから続けよう」と、思ってもらえるようになります。(seaさん)
【お悩み3】部屋を整えようとグリーンを飾ってもすぐ枯れちゃう~!
O・Aさん(千葉県 43歳)
お世話が難しいなら、ポスターで取り入れてもGOOD
観葉植物にはリラックス効果とストレス軽減効果が。手入れが苦手な人や置く場所がない場合は、植物の写真やイラストなどのポスターでもOK。見るだけでも癒やし効果大!(MAKOさん)
【お悩み4】コレクターの夫の物が増え続けて片づかない!!
Y・Yさん(兵庫県 38歳)
夫の大切な物を1カ所に固めて、理解できなくても尊重する姿勢を
まず、夫のコレクションを"散らかる原因"と頭ごなしに否定するのをやめましょう。そのうえで、「今後この場所をこう使いたいの。あなたのコレクションはこの棚に収まる範囲で管理してもらえない?」と相談・交渉を。(seaさん)
参照:『サンキュ!』2022年6月号「なんでもお悩み相談マンションにようこそ」より。掲載している情報は2022年4月現在のものです。構成/竹下美穂子 取材・文/杉澤美幸 編集/サンキュ!編集部