元手がなくても素人でも! 月3000円から始められる投資のススメ
2017/05/06
新・家計内訳&貯蓄額
投資興味はあるけど、「お金がたくさん必要そう」「むずかしそう」「怖い」と感じ、なかなか始められないなら、これからご紹介する方法を試してみる価値アリです! なぜなら、月3000円程度から貯蓄感覚ででき、ほったらかしでOK。高額な元手がなくても、素人でも手軽に始められるんです!
なぜ今「3000円投資」!? オススメ理由
□素人でも、主婦でもできる
□たくさんの元手がなくてもOK
□基本、ほったらかしでOK
□リスクが少ない
超低金利の今、銀行預金の利息はすずめの涙。でも、預金と併せて3000円投資を行うことで、貯蓄力アップが期待できます! 月3000円からと、ムリのない額でスタートできるのが大きなメリット。少ない手間で時間をかけてお金が育つのを待つ投資法なので、だれでも手軽に続けられ、安全性が高い点も見逃せない!
4つのStepでLet‘s Start
1.家計の「余り」から、投資用のお金を取り分ける
まずは投資用のお金を用意。「投資は余ったお金で行うのが大原則。生活費や貯蓄分を除いた余りから3000円を投資用に回しましょう。10年以上使う予定のない貯蓄から出してもOKですが、臨時出費や病気などピンチに対応するための貯蓄をくずすのはやめましょう」
2.ネット証券で口座を開く
次に、投資を行うための証券口座を開設。「家にいながら口座開設の手続きができ、手数料もリーズナブルなのがネット証券の魅力。少額から始められるので、3000円投資には最適です」
3.「バランス型の投資信託*1」 を買う
「投資商品はたくさんありますが、3000円投資で選ぶのはズバリ、『バランス型の投資託』。これは、日本や外国(先進国から新興国まで)の株式や債券などがバランスよくパッケージされたもの。これ1つで複数の対象に幅広く投資できるので、値動きが安定し、損するリスクを減らせます。投資に慣れてきたら『インデックスファンド』*2を組み合わせて購入する方法も◎。手数料を比較的安く抑えられ、自分でバランスを考えて投資できるのが大きな魅力です。国内外の株式と債券の計4種類のインデックスファンドを持つことでリスクを分散できます。ちなみに、投資商品は銀行や対面式の証券会社でも買えますが、手数料の安さや商品の豊富さでは、ネット証券がオススメ」
*1 投資信託とは、投資家から集めたお金(ファンド)を、投資のプロであるファンドマネジャーが運用し、その成果に応じて収益を投資家に分配する投資商品のこと
*2 インデックスファンドとは、日経平均株価など、市場の動向を示す指標や指数(インデックスという)とほぼ同じ値動きをめざして運用される投資信託
4.お金が働く間、じっと待つ
「3000円投資の基本姿勢は『ほったらかし』。何もしないことこそ成功の秘訣です。投資の仕組みをつくったらお金の成長をのんびり待つだけ。数十年後には大きく育っているはずですよ」
いかがでしたか? 3000円投資は10~30年かけてゆっくりお金を育てるのが特徴で、忙しかったり面倒くさがりな人にこそ向いている投資法。ぜひ最初の一歩だけ面倒くさがらずに踏み出してみて!
参照:『サンキュ!』5月号「月3000円!? 新しい投資のカタチを発見!」より一部抜粋 監修/横山光昭、取材/神坐陽子、文/田谷峰子
『サンキュ!』最新号の詳細はこちら!