節約・時短に逆効果?「作り置き」をやめるべきはこんな人

2020/02/07

サンキュ!STYLEライターの山名美穂です。

食費の節約や時短に人気の「常備菜」や「作り置き」。実はお金や時間をムダにする「向いていない人」がいるんです。

こんな人には「向いていない」という特徴を4つをご紹介します。

特徴1.「あればあるだけ食べてしまう」人

作り置きしたはずのものを、一両日中に食べきってしまう人や家庭。食べ盛りの子ども、よく食べる夫がいる場合が多いです。

おいしくつくるほど家族から聞かれる「おかわり」「もうないの?」という声。そんなこと言われたらうれしくて出しちゃいますよね。

妻は「作り置き」しているつもりでも、家族は「残るくらいなら全部食べる」スタンスであるケースもあります。

結局、いったん保存容器に入れる手間と時間と洗いものが増えるだけ。容器を洗う水道代もかかるし、筆者のように油汚れを気にしてラップを敷くと、ラップの無駄遣いにもなります。

特徴2.食に対して好奇心旺盛な人

いろいろな味の食事を楽しみたいタイプの人も「作り置き」にあまり向きません。

数日間同じ味・同じメニューが続くと飽きてしまう、リメイク料理のグラタンやカレーといった定番を少しつまらなく感じてしまうかた、いませんか?

ほかのものが食べたくなって新たに買ったりつくったりして、残った「作り置き」を消費しきれないまま終わる危険性があります。

また、新しいレシピや味つけにどんどんチャレンジする分、「作ったけど口に合わない」も発生しやすい。数日保存がきくとしても、おいしいと感じられないものを日をまたいで食べるのは、喜ばしくないですよね。

多彩な家庭料理を楽しむことに重きを置いている人は、作り置きで食品ロスを引き起こす可能性が高めです。

特徴3.冷凍の肉類をよく購入する人

業務スーパーや生協などで冷凍状態の肉・魚類をよく買う人も注意。

あらかじめ味つけをして冷凍する半調理ができないからです。冷凍のお肉があるのに、半調理をするために新たに精肉や鮮魚を買うのは、なんだかおかしいですよね。冷凍肉のパッケージには「解凍後の再冷凍はしないように」と記載があるものも少なくありません。

半解凍させ、味つけして再冷凍もできるかもしれませんが、品質や味の低下、保存が家庭用冷凍庫であることを考えると、筆者はお勧めしません。

節約・時短は「作り置き」だけじゃない!

自分が「作り置きに向かない」タイプだとわかったら、どうすればいいでしょうか?

食費節減・家事の時間短縮のためにできるのは、作り置きだけではありません。

例えば、
時間をかけずにつくれるメニューのバリエーションを増やす
市販の調味料を安いときに買っておく

最初は割り切って、業務スーパーや生協などで手に入るお手頃な「温めるだけ」「焼くだけ」の食品に頼ってもいいでしょう。サバ缶などの缶詰を活用するのもいいですね。

大丈夫!スキルは後からついてくる!

実は私も……

実は筆者も「作り置きに向かない」主婦。

この記事を書くにあたり、作り置きにチャレンジしましたが見事に挫折しました。

上の写真、
・鮭のみりん漬け
・豚肉と玉ねぎのマヨみそ炒め
・ゆでほうれん草
・(写真にはありませんが)炒り豆腐

を作り置きしたつもりが……

見事に「すべてその夜の食卓」に並んでしまったり……。
*ゆでほうれん草はごま和えになりました。

炒り豆腐を卵焼きにリメイクしても、あまり変化のない味を退屈に感じたり……。

上記のようになかなかうまくできませんでした。

「作り置き」より、「冷蔵庫にあるものでおかずをつくる」「食材を使い切ってロスを出さない」「不要な買い物は控える」ほうが、食費を抑えられるタイプのようです。

現在は野菜室の底が見えても、「冷凍野菜もあるし、あと数日はいけるかな?」と、ちょっとしたゲーム感覚で節約を楽しんでいます。

自分にあった方法を探してみて

常備菜を作ること自体に疲れを感じたり、食べきれずに終わることが多いかたは、作り置き以外の方法で食費を減らすことを考えましょう。

きっと自分に合った方法が見つかるはず!

■この記事を書いたのは…山名美穂
サンキュ!STYLEライター。主婦の身近なトピックをマルチジャンルで執筆中。ウェブ記事執筆・掲載実績多数あり。ブログも小説も書きます。文章大好き主婦。

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。
※ご紹介した内容は個人の感想です。

 
 

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