お米や野菜など食品価格はどんどん上がり、毎月の食費が増えているという人も多いのでは?節約の達人がそろう、サンキュ!STYLEライターさんたち。3人が実際に成功した食費削減のコツを教えてもらいましょう。

「使いきること」
ひとり暮らしになり、毎月の食費2万円台をキープしているという、サンキュ!STYLEライターのおだけみよさん。「あえて買わない食材」があるといいます。
ひとつめは、通常よりも安い価格で販売されている「見切り品」。以前は買っていたこともありますが、賞味期限が近いこともあり、使いきれずに食品ロスになっていたことも。また、人気のレシピを試したいとき、珍しい調味料などを買ってしまいがちですが、結局使いきれずに余ってしまったことも。また、大袋やお得サイズのものも、小分けして冷凍保存をしていたときもありましたが、多すぎるといつのものかわからなくなり、食品ロスに。
おだけみよさんいわく、食費を削減する大きなポイントは、「使いきること」。一見当たり前のように思いますが、できていないことが多いといいます。一般的には、「お得」といわれるものも、自分の生活スタイルに合わなければ「買わない」という選択肢もあるのです。
冷凍食品で食費が減った!
夫の手取り548万円のうち、年間320万円以上を貯金しているという、サンキュ!STYLEライターの川崎みささん。外食や総菜にたよらず、冷凍食品を活用するようにしたところ、家族4人で食費6万円だったのが、約4万円まで削減することができたといいます。
川崎みささんは、予定よりも仕事が長引いたときや体調が悪いとき、疲れたときなど、自分が外食や総菜にたよってしまうパターンに気づきました。そのときに備えて、家族が好きな2~3種類の冷凍食品をチョイスしておき常備しておくことにしたのです。
「節約のため」と毎日の食事づくりをがんばりすぎて、総菜を買ったり、外食に行く回数が増えれば苦労も水の泡。「高い」と感じることが多い冷凍食品も、自分のパターンに気づき、上手に活用することで逆に食費の削減につながったのです。
豆苗で豪華サンドが完成
身近な食材で簡単につくることができる時短レシピが得意な、サンキュ!STYLEライターのryokoさん。最近は、野菜の値段が高いことが悩みのたねでした。「節約したいけれど、きちんと栄養もとりたい」と思い、豆苗を買って節約につなげることに。豆苗は、1回買えば再生栽培ができるので、何度も楽しむことができます。
豆苗というと「付け合わせ」的なレシピをイメージしますが、写真のように、アイデアひとつで豪華なサンドイッチもあっという間。たっぷりの豆苗に、人参やキャベツなどのおうち野菜をプラスして、クリームチーズやハム、ゆで卵を入れてコクとうまみもアップ。野菜たっぷり、ボリューム満点のサンドイッチで家族みんなも大満足ですね。
さまざまな栄養素を豊富に含む豆苗をうまく使って、節約しながらきちんと栄養もとる。野菜の高騰にもアイデアで楽しみながら乗り切りっています。
まとめ
サンキュ!STYLEライターさんたちが実際に食費の削減に成功したワザを教えてもらいました。「見切り品は節約になる」「冷凍食品は高い」「値上げで食費が上がってあたりまえ」といった考えに固執せず、自分の生活に合わせて無理なく変えていけるのが節約の達人。自分のライフスタイルに合わせた節約ワザ、ぜひ参考にしてみてくださいね。