貯まる人はやっている⁉食費が減るキッチンの特徴3選
2024/01/22
「キッチンを片づけるとお金が貯まる」と耳にしたことはありませんか?じつはキッチンの環境と家計は連動していることが多いんです。
家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意な整理収納アドバイザーのMIYUKIさんに「貯まる人のキッチンの特徴3選」を教えてもらいました。
特徴1.冷蔵庫の空間にゆとりがある
今、自宅の冷蔵庫を開けるとそこに余白(空間)はありますか?庫内の食品が見渡せる状態でしょうか?
庫内に食品や調味料がギッシリ詰まって全体が見渡せない状態だと、賞味期限切れや死蔵品を生み出し、食費をロスしたことになります。
家族構成によって冷蔵庫の大きさはさまざまですが、「貯まる人」の冷蔵庫内には余裕(空間)があり食品ロスを生まないのが特徴です。
特徴2.キッチンが常に片づいている
キッチンの片づけが必要な理由は「食費の軽減に繋がるから」にほかなりません。ものが多く乱雑なキッチンは、情報量の多いキッチンとも言えます。
ものが多く情報量の多いキッチンはそれだけで脳に疲労を与え、キッチンで料理をする気力が奪われてしまいます。また、雑多で作業スペースがない状態だと、料理をする前に片づけるという手間が加わり、ムダな動きが増え非合理的です。
キッチンの役割は、料理をつくる場所であること。
いつでも料理に取りかかることができる片づいたキッチンは、自炊を助けムダな出費を防ぐことに繋がります。
特徴3.買い物後の家事貯金ができている
疲れて気力のない日は外食やデリバリー利用も便利ですが、自分と家族の健康と栄養面・経済面を考えると日々の料理は必要不可欠です。
そんな料理のハードルを少しでも下げることが可能なのが「家事貯金」です。キッチンでの「家事貯金」とは、買い出し後の下ごしらえや作り置きの料理を指します。
仕事が休みの日や少しまとまった時間が取れるときに食材の買い物をすませたら、その食材の下処理を一気にすませてしまいます。
葉物野菜はカットすることで傷みが早くなるため、それ以外の購入した野菜は洗って皮を剥き、よく使う大きさや形状にカットします。肉や魚もよく使う形状にカットし、1回分ごとの量に小分けにしてラップに包みます。
少し時間がかかり面倒な作業ですが、料理をするたび「洗う・切る」作業を行うより、はるかに合理的で圧倒的な時短になります。
疲れて気力のない日でも、家事貯金があることで日々の料理のハードルは圧倒的に軽くなります。
自炊=食費軽減に直結します。
食費を減らしたいと思ったときには
片づいたキッチンや整理され庫内が見渡せる冷蔵庫は、自炊のハードルを下げ、ダブリ買いを防ぐことができ、食費の軽減に繋がります。
食費の見直しをしたいと思ったときは、ぜひキッチンの見直しもいっしょに行ってみてください。
■執筆:MIYUKIさん・・・「限られた住空間を、どうすれば快適なリラックス空間にできるのか」を長年の間模索し、整理収納アドバイザー1級の資格を取得。家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意。2019年には、出産を機に退職した看護師として約18年ぶりに復職し、現在は忙しい日々の暮らしをより心地よく過ごすため、「効率的な家事」を取り入れている。
編集/サンキュ!編集部