サンキュ!STYLEライターの節約×投資主婦おこめです。
止まるところを知らない物価高。「少しでも食費をおさえたい!」とお考えのかたは多いのではないでしょうか。しかし、毎日きちんと自炊をするのは大変で、ついついテイクアウトや外食の誘惑に負けてしまいそうになりますよね。
そこで今回は、「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に励む筆者が実際にやっている、ムリなく自炊を続けるコツを紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。

1.切れ味のいい刃物を使う
切れ味のいい刃物は、毎日の自炊にマストです。
包丁を研ぐのはもちろん、ピーラーやスライサーも切れ味が悪ければ新調しましょう。よく使う刃物の切れ味が悪いと作業能率が下がるだけでなく、イライラしてストレスも溜まります。
長く使い続けていると切りにくさに気づきにくくなりますが、研ぎたての包丁や新調したてのピーラーなどを使うと、作業のしやすさに驚きますよ。切る作業や皮を剥く作業にストレスを感じているようでしたら、ぜひ一度、刃物の切れ味を確認してみてください。
2.簡単でおいしいメニューを定番化する
レシピを見なくてもつくれるくらい簡単な料理のレパートリーを持っておくと、自炊がラクになります。
「自炊を続ける」ことにはこだわりますが、毎日凝った料理を作っているわけではありません。切ってゆでるだけ、ちぎるだけ、焼くだけなど、調理の工程を短くすることで、自炊の負担を減らしています。
また、調理工程がシンプルな料理は、素材の味が生かされておいしいですよ。とにかく「がんばらなくても続けられること」を見つけるのが、継続の秘訣です。
3.献立はゆるっと決める
献立はガチガチに決めず、その日の気分で味つけを変えます。
献立はガチガチに決めず、その日の気分で味つけを変えます。
一度の買い出しで約3日分の食材を購入する筆者は、ことこまかに献立を決めません。理由は、あらかじめ決めておいた献立と、その日食べたいものが必ずしもマッチするとは限らないからです。
一度にたくさん作る副菜は3日ほど続けて食べるとして、タンパク質がメインとなる主菜は、その日の気分で調理しています。
例えば、3日分の主菜の材料として魚、豚肉、鶏肉を購入します。鮮度が大事な1日目の魚は、照り焼き、塩焼き、煮付けなどからその日の気分に合わせて調理します。2日目、3日目は豚肉でも鶏肉でもどちらでもOK。これも、塩こしょうで焼いたり、甘辛く炒めたり、カレー粉でイレギュラーを楽しんだりします。
その日の自分にとって一番「アガる」味つけをすることで、飽きずに自炊を楽しむことができると考えます。
4.完璧を目指さない
食材はレシピどおりでなくてOKです。
レシピに忠実な食材を用意しようとすると、買い物が面倒くさくなるだけでなく、食費もかさんでしまいます。ズボラな筆者は、ない食材を冷蔵庫にあるもので代用したり、そもそも省いたりしてきました。例えば、
・食材の種類は減らしてOK(八宝菜は白菜、にんじん、豚肉だけの三宝菜だけで十分おいしい)
・さまざまな豚料理をこま切れ肉で代用(豚の生姜焼き、青椒肉絲もこま切れ肉の方が味がよくからむ)
・そのとき高い食材は安い食材で代用(ほうれん草の代わりに小松菜、ねぎの代わりに玉ねぎを使うなど)
汁物や麺類の上に乗せる刻みネギも「あって当然」と思い込んでいましたが、なくても気にならなくなりました。完璧を目指さなければ自炊継続のハードルは下がります。
5.自分が食べたいものをつくる
「自分のためにつくる料理」で、やる気もスキルも右肩上がり待ったなしです。
家族のために、栄養をとるためにつくらねば…と義務感で行う自炊と、「これ食べたい!つくろう!」と主体的に行う自炊とでは、やる気がまったく変わってきます。おいしいものを食べるのが大好きな筆者は、レシピサイトやレシピ本を見て気になった料理を片っ端から試すことで、料理の腕も上がったように思います。
これも、別に手の込んだ料理である必要はありません。調理工程が簡単でもおいしい料理は山ほどあります。自分の腕で自分の舌を満たせるようになったら、外食に行きたい欲は激減。テンションの上がるメニューを取り入れることで、毎日の自炊が楽しくなりますよ。
以上、ムリなく自炊を続けるコツを紹介しました。おうちご飯でおいしく楽しく食費を削減していきましょう。
◆この記事を書いたのは・・・おこめ
サンキュ!STYLEライター
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。元小学校教諭で男の子2人の母。週5でパート勤務をしながら「自炊は最強の副業」をモットーに日々自炊に勤しむ。住まいは2LDKの賃貸アパート。