5人家族で食費8万円⇒4万円!わが家のベストは3日分買い!買い物ルールを全公開
2022/07/09
買い物は週に1回のほうが食費を抑えられる?それとも、こまめにしたほうがムダがない?ベストな買い方は、自分の生活スタイルや家族構成などによって変わってきます。今回は「週に2回の買い物」に変えて食費を月8万円から4万円に減らすことに成功した主婦に密着。自分に合った買い物のルールを決めたことで、ムダな買い物が減り、必然と食費も減らすことができたといいます。そのルールとは?
<教えてくれた人>
ひなたままさん(千葉県 36歳)
夫(36歳)、長男(13歳)、二男(6歳)、長女(4歳)の5人家族。現在は、週5日フルタイムのパート勤務。
=買い物DATA=
●月の食費……4万円
週7000円×4週+米代、酒代、外食費込みの金額です
●買い物の頻度……週2回
週の前半は宅配で注文した分、週後半はスーパーで買いたし
●週の買い物予算……7000円
宅配は週4000円、スーパーは週3000円を目安に買い物しています
●よく買い物する店
宅配、大型スーパー、ドラッグストア(卵の特売日のみ)
買い物は、宅配とスーパーを使い分け
子どもがまだ小さかった頃は、なかなか買い物に行けないため、宅配で1週間分まとめ買いしていました。「1週間分すべて宅配だと金額が高くなるのがネック。しかも、週1回の注文だと食材がたりず、買い物に行くと今度は同じ物をダブり買いしたり。作り置きも試してみたけど、結局食べ切れずムダに……」。そんな失敗を経て、「食材は3日分くらいずつ買うのが、わが家にはちょうどいい」と気づきました。
昨年から仕事を始め、さらに忙しくなったので、週の前半は宅配で食材を注文し、後半はたりなくなった物だけスーパーで買いたしするというやり方に。「3日で食べ切れる量を意識したら、使い回しがしやすく、ムダにすることもなくなりました。日曜日は、在庫一掃メニューで乗り切ります。これで食費が半減しました!」
週前半:宅配で肉・魚・野菜・ 加工食品など
<1回4,000円目安>
メインとなる肉や魚は、カット済み、調理済みの冷凍品を1週間分注文。野菜や豆腐、加工品などは3日分を目安に選んでいます。
週後半:スーパーで野菜・牛乳・ 調味料など
<1回3,000円目安>
野菜は新鮮な物がいいので、後半で買いたし。調味料や毎日消費する牛乳なども購入。事前に献立を決めているので、必要以上に買いません。
ひなたままさん流「買い物ルール5」
買い物は週2回。週の前半は宅配で食材を注文し、後半はたりなくなった物だけスーパーで買いたしするというやり方に。そのほか、こんなことにも気をつけているといいます。
1 「安いから」だけで買わない
安さに釣られてしまうと、必要以上に買ってしまいがち。在庫をチェックし、おおまかに1週間の献立を決めて買い物メモを作ってから買い物へ。
2 子ども連れで行かない
子どもと一緒だと、よけいな物をねだられて予算オーバーのもとに。夫の帰宅後、子どもたちをみてもらって、夜間に1人でスーパーに行くことも。ささっと買い物できるので、ムダ買いも予防できます。卵の特売など、1人1個までの制限があるときだけ同行してもらいます。
3 使い慣れた食材だけ
ちょっと変わった食材を買っても、最後まで使い切れなかった経験が。それ以来、定番食材で、味つけも想定しやすい物しか買いません。
4 時短になる加工済み食材も買う
肉や魚は、カット済み、調理済みの冷凍品を1週間分を宅配で注文。多少割高でも冷凍保存がきくので、一度に全部使い切れなくてもムダなし!当日使う予定の肉、魚、使いかけの食材などは、冷蔵庫を開けたときすぐ目につく場所に移動。この収納にすることで、使い忘れがなくなり、食材を最後までムダなく使い切れます。
5 おやつはタダポチでGet!
ふだんの買い物ではおやつは買いません。モニターアンケート謝礼などでためたポイントを使って、〝ウェル活〞などでお菓子をまとめ買い。
食費を減らす方法はこんなところにも!
早く使い切りたい食材は、すぐ目につく所に置く
当日使う予定の肉、魚、使いかけの食材などは、冷蔵庫を開けたときすぐ目につく場所に移動。この収納にすることで、使い忘れがなくなり、食材を最後までムダなく使い切れます。
ポイントで買った ヨーグルトメーカーを活用
機能性ヨーグルトは毎日食べたい。でも、家族5人分を買うと割高なので、ヨーグルトメーカー
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3日で食べ切れる量を意識した買い物に変えたことで、食材をムダにすることがなくなり、食費を抑えることができたという、ひなたままさん。皆さんも自分の家庭に合った「買い方」を探してみてはいかがでしょうか。
参照:『サンキュ!』7月号「忙しい今 食費は『買い方』が9割です」より。掲載している情報は19年5月現在のものです。撮影/市原慶子 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
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