【連載】GUをこう着る。Vol.11 インテリアスタイリスト、大谷優依さん

2017/10/12

 インテリアスタイリストは、雑誌の特集や広告の商品、CMなどの内容に合わせて家具や小物をコーディネートするのが仕事です。撮影は大仕事。大物家具を運び込みますし、撮影前にインテリアをつくり込まなくてはならないので朝はすごく早く、基本的に疲れています(苦笑)。そんな過酷な現場でもやさしい気持ちになれるよう、撮影の日はふんわりとしたシルエットの服をよく着ますね。今日はそでがフレアになったTシャツを選びました。これはそでにボリュームがあるので腕全体が細く見えます。ボトムもチュールスカートでふんわりと。チュールスカートは、黒を選べば、甘すぎずいろんな服と合わせやすいです。そして最近のお気に入りは、このサンダル。モコモコのファーがついていて、とってもかわいい。ファー素材で秋を先取りしつつ、撮影のテンションを上げています。

 私が仕事で大切にしているのは、インテリアのコーディネートに「ストーリーがあるか」ということ。「この部屋にはこんな人が住んでいて、こんな場所に新聞とか置いちゃうんだろうな」などと想像しながら、ノートにコーディネートを描き込む時間がいちばん楽しいです。具体的に想像することでイメージが固まり、インテリアにリアルさと統一感が生まれます。

過酷な撮影でも やさしい気持ちになれる、 ふんわりとした服が好き。

Profile

大谷優依さん:インテリアスタイリスト。『サンキュ!』をはじめ、ライフスタイル誌やインテリア誌などの雑誌、広告、カタログ、テレビCMなどのスタイリングを手がける。花やグリーンが大好きで、仕事だけでなく家でもふんだんに飾る。最近お気に入りの花は、ミモザ、シャクヤク、ドウダンツツジ

フレアスリーブT¥1,069、チュールマキシスカート、フェイクファーサンダル各¥2,149、
メタルバー&ボリュームパーツピアス¥637/GU電話1(プッシュホン)0120・856・452

※上記商品は、掲載月時点の情報のため、現在販売していない可能性があります。ご了承ください。

撮影/押尾健太郎 スタイリスト/丸尾朋世 取材・文/編集部 協力/GU

※『サンキュ!』2017年9月号より

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