ビタミンC、そのとり方で大丈夫?疲れと美容に効果UPのコツを看護師が解説
2023/08/06
疲労対策や美容のために、ビタミンCを意識的にとっている方は多いと思います。実は、ビタミンCには、知らないと効果が薄れてしまうとり方も。
そこで今回は、ビタミンCのとり方のコツを看護師・薬膳師としての知識を活かした記事を得意とするライターの薬膳ナースけいこさんに教えてもらいました。
実は〇時間後には体外へ…
実はビタミンCは、2~3時間後には尿として体の外に排出されるんです。
また
・体内に蓄えておけない
・1度にたくさん吸収できない
という性質があります。
1日1度、1日分のビタミンCを摂取するよりは、こまめにとるのが効果的です。
夏は飲み物でとるのもおススメ
夏は、年間を通して1番「こまめに水分をとる」ことを意識している時期ですよね。ということは、ビタミンCを多く含む飲み物を活用すると効率的です。
・フルーツの含まれた飲料
・玉露のお茶
・ローズヒップティー
・ハイビスカスティー
などは、ビタミンCが多く含まれる飲み物です。暑い夏の水分補給におススメです。
ローズヒップやハイビスカスの酸味が苦手な方は、ブレンドをして楽しんだり、はちみつを加えるとマイルドになって飲みやすくなりますよ。
食事でとりたい?加熱に強い食材は?
食事でビタミンCをとる時に、熱に弱いというイメージがあると思います。確かに食材によっては熱に弱いため加熱をすると、含有量が減ってしまいます。ですが、加熱調理が可能な熱に強い食材もあるんです。
・さつまいも
・じゃがいも
・カリフラワー
は加熱してもビタミンCが保たれます。
夏にあまり食べない印象があるかもしれませんが、冷たいポタージュスープは夏の人気メニューですよね。
今年の夏は各地で災害級の猛暑が続いています。
暑さで健康を害するリスクがあることを考えれば、効果的に暑さ、疲労から自分を守る知識を身につけて実践することが大切ですよね。
美味しく、効果的な疲労対策で夏を元気に過ごしましょう。
■執筆/薬膳ナースけいこ…薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト。知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをテーマに情報を発信中 Instagramは@keiko89zen
編集/サンキュ!編集部