悪いものは全部出す!デトックスで、やせやすい体になろう!
2018/06/10
無意識のうちに体の中にたまってしまった「老廃物」や「有害物」。出しきってスッキリしたいですよね。そこで、日本中のデトックスを知りつくし実践している御川安仁先生に、太りにくくやせやすい体をつくるための“デトックス法”を取材しました。
1:「ブロッコリースプラウト&パクチー&玉ねぎ」で解毒!
ブロッコリースプラウトと玉ねぎには、肝機能を高め、解毒作用を促す硫黄成分が含まれています。そしてパクチーには、体内の有害物質を排出させる効果が!週に1回程度でもOKなので、これらの食材をぜひ食事に取れてみましょう。
2:「粗塩入浴」で、大量発汗!
ぬるめのお湯に50~300gの粗塩を入れるだけ。粗塩に含まれる成分が発汗を促し、肌に浸透して毛穴の奥から汗とともに老廃物や有害物質を大量排出させます。硫酸マグネシウムの「エプソムソルト」500~700gを使うと、さらに効果的!(毎日使ってOK)
3:「マグネシウム入りの水」を飲む
水を飲むだけでもデトックス効果は高まりますが、マグネシウムが入っているとさらに◎。
マグネシウムには有害物質の吸収を抑制し、体外に排出するという働きがあるのです。水は運動や入浴の前後、就寝前に飲みましょう
\選び方・飲み方/
●硬水がオススメ
●1日1ℓが目安
●水500C当たりマグネシウムが最低でも10g以上のもの
4:「起床後の白湯(さゆ)」で胃と腸を洗浄
インドの伝統予防医学・アーユルヴェーダにおいて、白湯は胃腸の働きをよくして老廃物の排出を促してくれるもの。水を火にかけたら、数分沸騰させてからさまし、朝食前にゆっくり飲むのがポイント。
5:週1回の「夜だけプチ断食」でスッキリ!
断食中は消化や吸収がストップするので、その分のエネルギーをデトックスに費やすことができるように。加えて、細胞をリニューアルするメカニズムも活発化。デトックス力がさらにパワーアップします。
6:活性酸素をルイボスティーで除去!
ルイボスティーは老廃物や有害物質を排出するだけでなく、老化の原因となる活性酸素の活動を抑え、排出する抗酸化作用が高いお茶。週に何回か飲むだけで、デトックスとアンチエイジングがいちどにかないます。
7:「乳酸菌」で有害物質を排出!
体内の有害物質の約75%は、便によって排出されます。つまりデトックスするためには、腸内環境を整えることが必要不可欠で、それには発酵食品が◎。納豆、麹みそ、ぬか漬けは腸内環境を整える善玉菌の宝庫なので、積極的に取り入れましょう。
8:「もぐもぐタイム」で食事の毒素をカット
口の中に分泌される唾液。実はこの唾液には、食品中に含まれる有害物質を中和し、包み込んで排出する働きがあるのです。唾液をたくさん分泌するには、とにかくよくかむこと。しっかりかんで毒素を排出しましょう。
今すぐに8つすべてを始めるのではなく、まずは取り入れすいものから始めてみましょう。
教えてくれた人…御川安仁先生
ナチュラルアートクリニック(四ツ谷)院長。
救急医療の現場での経験から、「病気にならない体」「自然治癒力の高い体」づくりを目標にデトックスや栄養療法などを用いた治療を行っている。アーユルヴェーダにも詳しい。
参照:『サンキュ!』6月号「夏までに、おなかとお尻の肉を取る!大人のためのダイエット」より一部抜粋。掲載している情報は18年4月現在のものです。取材・文/恩田貴子
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