40代のための「好感度が上がるナチュラルメイク」のコツ

2019/04/06

「誤解されがちですが、ナチュラルメイクは“ナチュラルに見えるメイク”のことであって、決して“薄化粧”のことではありません!」と断言するのは、ヘアメイクアップアーティスト・榊美奈子さん。プロでもテクニックが必要だというナチュラルメイクですが、あるコツをおさえることが重要なのだそうです。

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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ナチュラルメイクは薄化粧だと思ったら大間違い!

全体を5分でちょちょいっと、とりあえず一通り全部描いてみました!というのは薄化粧。それに対しナチュラルメイクは、しみ・くすみはコンシーラーでしっかり隠すけど、ファンデーションは薄くするなど、おさえるべきところはしっかりとおさえて、過度な色をのせず“素肌感を出した自然に見えるメイク”のことです。メリハリが大切なんです。

ナチュラルメイクの大前提はスキンケアにアリ!

ナチュラルメイクの前段階として、スキンケアをしっかりしていることが重要です。お肌は整っていますか?リップはカサカサしていませんか?まずはここがしっかりしていないと次には進めませんよ!

決め手はライン。意外なようだけどきちんと描く!

40代はほっといたらボヤッとしてしまうんです!眉、リップラインやアイラインなど、ラインはきちんと描くことが大事。

たとえ二重のかたでも、アイラインはちゃんとしましょう。若い頃は入れるときつい印象になってしまっていたかたも、40代になるとボヤけてしまうものです(涙)。アイラインがちゃんとしていれば、アイシャドウは薄くてOK。ただし、まぶたのくすみをしっかり取ることと、マスカラは忘れずに!

眉毛も描きっぱなしにせず、眉尻のラインをきちんと描きましょう。眉頭はぼかします。はみ出たところは綿棒でなぞってあげるとキレイになりますよ。

上の写真も、とてもナチュラルですが、いま述べたことがすべて反映されているのがわかりますね。

ナチュラルメイクに合う色は?

リップやチークなどの色は、顔色がよく健康的に見えるような色を選んで。好感度も高くなりますよ!

ナチュラルメイクに限らず、40代はどこか一ヵ所にポイントを置くことが大事!

つい自分の顔の嫌いなところにばかりに目がいき、そこを隠そうとしてしまいがちだけど、どこか1ヵ所、自分の好きなところにポイントを置いたメイクをしてみて。

その際、意外と自分がコンプレックスだと思っていたところにポイントを置いてみるのもいいかも。もし自分が切れ長の目なら、二重にしようと思うのではなく、切れ長を生かすメイクにチャレンジ!

自分ではコンプレックスだと思っていても、人から見るとそれはマイナスではなく、案外チャームポイントだったなんてことも。

ナチュラルメイクにするつもりが単なる薄化粧になっていた…というかたは、明日のメイクからさっそく参考にしてみてくださいね。

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。

取材・文/岸沙織

 
 

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