40代女子要注意!シミとほうれい線の隠し方は違います!

2019/04/10

年齢とともに深刻さを増してくる、シミ&ほうれい線問題。それぞれに応じたコンシーラーの選び方や正しい隠し方など、意外と知らないシミ&ほうれい線対策についてヘアメイクアップアーティスト・榊美奈子さんが教えてくれました!

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...

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シミを隠すコンシーラーの色は明るい方がよい?

明るいコンシーラーでシミがキレイに消えたことがあるでしょうか?一瞬消えたような気はするけど“消しましたマーク”になって、かえって悪目立ちしているはず。自分の肌よりちょっと暗いかな?くらいの色の方が、意外と馴染みますよ。

また、筆ペンのようなテクスチャーの軽いものだとシミはなかなか隠しにくいものです。テクスチャーは重めの、カバー力の高いものを選びましょう。

3色セットで売られている商品も多いので、ブレンドして使うのもオススメですよ!季節によって肌の色も変わってくるので、その都度対応することが可能です。

シミを隠すコンシーラーの正しい使い方

コンシーラーは指でつけている…というかたも多いはず。だけどそれだと、ほとんどが指についてしまっているのでもったいないです!100均のものでよいので、ブラシやチップにとってつけましょう。隠したいシミを中心に少し広めにつけたら、シミ部分には触れず、綿棒で周りだけをぼかしてみて。頑固なシミも隠れるはず!

軽いシミなら、ブラシやチップでつけた後、指で優しく叩いて馴染ませるだけでもOK。いずれも最後にパウダーでフィニッシュ!

ほうれい線用のコンシーラー、シミと同じものを使ってない?

ほうれい線を隠すためのコンシーラーの選び方は、基本的にシミとは逆だと思ってください。凹んで暗く影となっているものを前に出して見せたいわけなので、光や色を用いて明るさを出す必要がありますね。

明るい色のコンシーラー、それもテクスチャーの重いものだとよれてくるので、軽いものを選びましょう。

ほうれい線を隠すコンシーラーの正しい使い方

ほうれい線の部分に筆でなぞるようにコンシーラーを入れ、優しくふれる程度に指で叩いて馴染ませます。こちらも最後にパウダーでフィニッシュです。

まずは何よりスキンケアが大切!

シミ、ほうれい線ともに、強くこするのはNG。マッサージはよいけど、何もつけないでこすったりしないように注意してくださいね。摩擦は肌に悪いです。

シミは隠さないでそのままにしておくと、紫外線を直接受けて余計に黒くなってしまうので、隠すことは大事です。一方ほうれい線は、乾燥によって悪化するので、保湿が大切です。

また、咀嚼が原因で線が深くなることもあるので、左右でほうれい線の深さが違う方は、片方でばかり噛んでいないか注意してみる必要がありそうです。

シミとほうれい線、それぞれコンシーラーを使い分けることにより、若々しい肌を目指したいですね。

教えてくれたのは・・・

榊美奈子さん

ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉に師事。30歳で独立し、現在に至る。スチールを中心に女性誌、広告で幅広く活躍。不定期でメイクレッスンも開催。

取材・文/岸沙織

 
 

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