唇の書き方で貧相に見える…!?「昭和顔」に見えてしまうNGメイク・ワースト6
2024/05/15
なぜか古臭くてイマドキ感がなく、昭和っぽく見えてしまう…その原因はメイクにあるかもしれません。昭和顔に見えてしまうNGメイクについて、ヘアメイクアップアーティストの榊美奈子さんが教えてくれました!
監修: ヘアメイクアップアーティスト 榊美奈子
ヘアメイクアップアーティスト。1967年東京生まれ。4年半の美容室勤務の後、沢田哲哉氏に師事。30歳で独立し...
年齢に応じてメイクもアップデートしよう!
新たなメイクにチャレンジすることもなく、自分が一番輝いていたときのメイクをいつまでも引きずっていませんか?
40代になると、“自分にはあれは似合わない、これは似合わない”と固定観念が強くなり、頑なにメイクを変えないなんてことも。だけどメイクは変わらなくても、顔は年齢とともに変わっていきます。この“変わらないメイク”と“変わる顔”のアンバランスさもまた、古臭く見えるひとつの原因です。自分をしっかりと持つのはよいことだけど、長年同じコスメを使うのではなく、年齢に応じてアップデートしていくことが肝心です。
ここでは、具体的にどんなメイクが古臭く見えてしまうのか、お教えしていきますね!
1.ファンデの厚塗り&マットはNG!
40代になると、さまざまなトラブルが肌にも出てきます。だからといって、ファンデーションを厚塗りして隠そうとするのはNGです。かえって老けて見えますよ。マットすぎるのもやめた方がよいですね。ほどよいツヤのある、自然なセミマットな肌を目指しましょう。ギラギラすぎたり、首とファンデーションの色が合っていないのも、もちろんNGですよ。
2.グレー&細いアーチの眉はNG!
昭和っぽい眉の典型的な例として、グレーのアイブロウペンシルで描いた、細いアーチ型の眉があげられると思います。グレーはもうやめましょう。髪の色と同じ色調の、一段明るいトーンで描きましょう。明るすぎるとボンヤリしてしまうので注意してくださいね。また、太さはある程度太く、ナチュラルに描きましょう。細いとキツく見えてしまいます。
3.アイメイクに変化がないのはNG!
長年ずっと同じ色のアイメイクをしているというかた、意外と多いはず。だけど、同じブラウンでも、少しずつ流行の色は違うんです。季節や流行に合わせて、新しい色にもチャレンジしてみてね。また、濃すぎるアイメイクや目のまわりを囲むメイクはオバサンっぽく見えますよ。とくに、目尻を跳ね上げすぎたアイラインは昭和っぽいので注意!自然に描きましょう。
4.頬骨の一番高いところにチークを塗るのはNG!
チークを頬骨の一番高いところにつけると、昭和感があふれ出てしまいますよ。“頬”の一番高いところ、黒目の下と小鼻を結んだ辺りに、ふんわりと入れましょう。思っているよりも内側です。このチークの位置を変えるだけで、メイクの印象はガラッと変わりますよ。
5.唇を小さく描くのはNG!
年齢とともに唇は痩せてきます。それなのに唇を小さく描いてしまうと、顔が貧相に見え、ほうれい線も悪目立ちしてしまいます。パーツは大きめに描いた方がほかのトラブルも隠せるし、顔も小さく見えますよ。唇はふっくらと描き、若々しく見せましょう!
6.ビビッドなリップはNG!
顔色が悪くなってきたからと言って、ビビッドな色のリップを塗るのはNGです。バランスも悪く、古臭く見えます。かと言って、色味がないと老けて見えるので、血色がよく見えるような、肌馴染みのよいナチュラルな色を選ぶようにしましょう。