ニットは〇〇しちゃダメ!意外と知らないニットのNGお手入れ法
2021/02/05
こんにちは!パーソナルスタイリストとして活動している女の子ママのスタイリスト、サンキュ!STYLEライターはるかです。
お気に入りのニットを洗濯したら形崩れ!!毛玉まみれ!!
そんな経験ありませんか?
今回はよく聞かれる「ニットのお手入れ方法」についてと、よくやってしまう間違ったお手入れを3つご紹介します。
着るたびに洗濯
なんとなく汚れが気になるし、着たら洗濯機へ.....
ちょっと待って!!ニットはカットソーと違って柔らかい風合いでデリケートな素材です。
着るたびに洗濯するのは絶対NG。
ブラッシングしたりして汚れやほこりを落とし、3~4回に1回の洗濯で十分。
また靴と同じで立て続けに着ずに1回着たら休ませるのも重要です。
1分以上脱水している
洗濯機で洗う場合 、1分以上の脱水はシワになってしまいます。
ニットの場合は「伸ばして干せない」「乾かしてもシワがとれにくい」という特性があります。
必ず短脱水をこころがけてください。
また大量の洗濯ものといっしょに洗ってしまうのも、摩擦で毛玉ができやすくなってしまうのでNG。
釣り干しをしている
何も考えずにほかのお洗濯と同じように吊り干ししているかたが意外と多いです。
ニットは自重伸びといって素材の重さで形崩れしやすい素材です。
釣り干しは肩のあたりが伸びる原因になります。
形崩れを元にもどすのは至難の技なので必ず平干しにしましょう。
私が愛用しているのはスリーコインズの平干しハンガー。
2段にもなるので2枚一気に干せる上、小さく畳めて収納もできます。
正しいお手入れの手順とは?
1.まずは洗濯絵表記を確認します。
手洗い表記のものは専用洗剤で手洗い。水洗いNGなカシミヤやアンゴラなどの毛足があるものはクリーニングに出しましょう。
2.洗濯機の手洗いモードを使う場合は必ず裏返してネットにいれ、ほかの洗濯ものといっしょにせず単独洗いしてください
3.レースやビジュー、パールなど手つけの繊細な飾りがついているものはクリーニングに出してください。素人判断で洗濯すると変形や変色につながることも。
4.短脱水・平干しが基本。平干しハンガーがない場合はハンガーを2本使うと便利ですよ。
正しいお洗濯で長く愛用できる
ニットはすぐ毛玉になるから買い替えちゃう…そんなかたも、正しいお手入れ、NGなお手入れを知っていればニットでも長く愛用することができますよ。
参考にしてお気に入りを長く愛用してあげてくださいね。
◇記事を書いたのは・・・スタイリストはるか
パーソナルスタイリスト・パーソナルカラリスト。4歳の娘を子育てをしながら、過去のデザイナー職の経験を生かしお客様にひとりひとりに似合うお洋服をご提案しています。
Instagramではママ世代が知りたいファッション情報も発信中。
※ご紹介した内容は個人の感想です。