気になる「ブランデー」のカロリーや炭水化物量とは?飲む際に押さえるべきポイントを紹介
2022/10/19
この記事では「ブランデー」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい飲み方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
ブランデーを飲むと太りやすい?
ブランデーは、主に白ブドウを使ったワインやその他の果実酒を蒸留してつくられているお酒です。
洋菓子をつくる際に使われることもあり、太りやすいイメージを持つかたも多いのではないでしょうか。ブランデーは、見た目はシンプルですが、酒類の中ではカロリーが高くなっています。
しかし、飲み方などを工夫すればカロリーが気になるかたでも取り入れやすくなります。この記事で紹介するポイントをしっかり押さえておくと良いでしょう。
ブランデー1杯あたりのカロリー
ブランデーのカロリーは、1杯あたり100ml(95g)で225kcalになります。これは、アルコールにもカロリーが含まれており、アルコール濃度が高いブランデーはカロリーも高くなってしまうからです。
ブランデーだけといったストレートで飲む以外にも、水や炭酸水で割るなどのさまざまな飲み方があります。また、リキュールやジュースなどで割ってカクテルにすることもあり、その場合はそれらのカロリーがプラスされていきます。
そのため、飲み方によってカロリーは変わります。ただし、カクテルの種類や飲み方を工夫すれば、カロリーが気になる方でも取り入れやすくなるでしょう。
ブランデーの炭水化物量は?
ブランデーの炭水化物量は、1杯あたり100ml(95g)で0gになります。また、食物繊維を差し引いた糖質量も1杯あたり100ml(95g)で0gです。
ブランデーは果実を原料として使っていますが、蒸留させることによって炭水化物も糖質も含まれていません。
ブランデーとウイスキーの違い
ブランデーと混同されやすいお酒にウイスキーがあります。見た目は似ていますが、それらにはいくつかの違いがあります。ここでは、主な違いについて紹介していきます。
まず、ブランデーとウイスキーはどちらも樽で熟成され、アルコール度数が40%程度の蒸留酒に分類されます。ブランデーの原料は果実であるのに対し、ウイスキーの原料は大麦麦芽やトウモロコシなどの穀類が使われています。
さらに、ブランデーは果実を原料にしているためフルーティな香りを持つのに対し、ウイスキーは製法によってスモーキーな香りや木の香りなどを持つという特徴もあります。
ブランデーを飲むときのポイント
ブランデーは、1杯あたり100ml(95g)で225kcalとカロリーが高い傾向にはありますが、炭水化物量と糖質量は0gとなっています。
そのため、ここから紹介するポイントを押さえれば、太りにくく飲むことができるでしょう。ブランデーを上手に取り入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
ストレートで飲む
カロリーが気になる場合は、ストレートで少しずつ味わいながらブランデーを飲むのがおすすめです。
シンプルなストレートという飲み方であれば、カロリーや糖質量が増えることもないため、太りにくい飲み方と言えるでしょう。また、アルコールが濃度が高くて飲みにくいのであれば、氷を加えたオンザロックにしたり、水や無糖の炭酸水などで割るとカロリーを変えずに飲みやすくすることができます。
なお、ブランデーをストレートで味わう方法には、砂糖をまぶした輪切りのレモンを添える「ニコラシカ」という飲み方がありますが、砂糖の分だけカロリーや糖質量が増えてしまうため、ダイエット中などの方は気を付けしましょう。
カクテルの場合は割る材料に注意する
ブランデーをカクテルにして飲む場合は、割る材料に気をつけましょう。
ストレートでは飲みにくいので、リキュールと合わせたり、ジュースやシロップなどで甘さを加えたりすると、カロリーや糖質が増えてしまいます。
甘い味付けであるほど糖質量とともにカロリーが増えやすい傾向にあるため、できるだけ甘さが控えめな種類を選ぶといいでしょう。また、リキュールには甘さに加えてアルコールも含まれているため、さらに注意が必要といえます。
おつまみの種類を選ぶ
ブランデーを飲むときのポイントとして、おつまみの種類を選ぶことが挙げられます。
ブランデーを飲みながらおつまみを食べたいという方も多いでしょう。お酒のおつまみは味の濃いものや油分が多くカロリーの高いものが多いため、そういったものと一緒に飲むのは避けるようにしましょう。
塩味のついていないナッツや高カカオのチョコレートであれば、糖質が低めでブランデーとも相性が良いため、そういったものがおすすめです。ただし、どんなおつまみであっても食べすぎるのは太る可能性があるため、あらかじめ食べる量を決めておくとよいでしょう
飲酒量に気をつける
ブランデーを飲むときは、飲酒量に気をつけましょう。
ブランデーに限らず、大量のアルコールを摂取することはカロリーの摂り過ぎになるだけでなく、健康を害してしまうため決して飲み過ぎてはいけません。
また、厚生労働省では、健康を守るための飲酒習慣として1日平均純アルコールで20g程度にすることや、週に2日は休肝日を入れることなどが節度ある適度な飲酒として示されています。ブランデーの場合、約60mlでアルコール20gに相当しますが、女性の場合はその1/2~2/3程度が適当とされていますので、飲む際は参考にしましょう。
ブランデーを使ったおすすめアレンジレシピ
ここでは、ブランデーを使ったアレンジレシピをご紹介します。
ブランデーは、ケーキなどの洋菓子やカクテルなどにも使われることがあります。カフェオレと合わせたりフルーツに加えたりすることで、また違った楽しみ方ができるでしょう。
お酒として飲むだけでなく、ここで紹介するアレンジレシピを参考に、ほっと一息つきたい時に適度に取り入れてみるのもおすすめです。
おすすめレシピ1:ブランデー入りカフェオレ
ここで紹介する「ブランデー入りカフェオレ」は、温かいカフェオレに少量のブランデーをプラスするだけで手軽に大人の味を楽しめます。
ブランデーが入っていても1人前80kcal程度であるため、ダイエット中などのカロリーを気にしている方にも飲みやすいでしょう。
おすすめレシピ2:ブランデーメロン
ここで紹介する「ブランデーメロン」は、みずみずしくて甘いメロンに香りのよいブランデーを絡めるだけで、手軽に大人のデザートになるメニューです。
ブランデーメロンは、1人前70kcalで調理時間も5分程度で済むため、カロリーを気にしている方や時間がない方にもおすすめの一品となっています。
おすすめレシピ3:チョコムース
ここで紹介する「チョコムース」は、ブランデーを加えることで甘い香りを生かし、大人の味に仕上げています。
チョコムースは1個あたり206kcalのため、食べすぎると太る原因になる可能性がありますが、分量を減らしたり小さめの型に入れて作ることで、1個あたりのカロリーが抑えられるでしょう。
ブランデーのカロリーや炭水化物量について知り、飲み方を工夫しよう!
この記事では、ブランデーのカロリーや炭水化物量、飲むときのポイントなどを紹介しました。
ブランデーはお酒の中ではカロリーが高いですが、飲み方を工夫することでカロリーが気になる方でも取り入れやすくなります。
ぜひ、この記事で紹介したブランデーのカロリーと炭水化物量を参考に、上手に飲み方を工夫してみましょう。