気になる「明太フランス」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/04
この記事では「明太フランス」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
明太フランスを食べると太りやすい?
明太フランスは、フランスパンに明太子を使ったペーストを塗って焼き上げたパンです。ベースはフランスパンですが、明太子ペーストにはバターやマヨネーズが使われています。
パン屋さんでも人気が高い明太フランスは、明太子ペーストをつくってフランスパンに塗れば、自分でもつくれます。カロリーが高くて気になるという人は、食べる量を減らしたり、自作したりして食べるようにしましょう。
明太フランス1食分のカロリー
明太フランス1本(125g)のカロリーは、440kcalです。このカロリーは、明太子やバター、マヨネーズでつくったペーストを使用した明太フランスについて計算した値であるため、フランスパンに塗るペーストのレシピや量によって、カロリーには変動が生じます。
明太フランスの一般的なカロリーとして、1本あたり440kcalだと理解しておきましょう。
明太フランスの炭水化物量は?
明太フランス1本125gあたりに含まれる炭水化物量は53.6gです。炭水化物量分のカロリーが214.4kcalであるため、明太フランスの構成要素のおよそ半分が炭水化物といえます。
1日に摂るエネルギーが2,000kcalの場合、1日に250g~325gの炭水化物量が目安となっているため、とくに多いという数字ではないでしょう。
しかし、一緒にほかのパンやパスタなどを食べるときには、目安量をオーバーしてしまう可能性があるため気を付けましょう。
明太フランスを食べるときのポイント
明太フランスを食べたいけれど、カロリーの高さや栄養の偏りが心配だという人でも、無理に我慢する必要はありません。ポイントを押さえて調整すればカロリーを抑えたり、栄養バランスを整えたりすることも可能です。
ここでは、明太フランスを食べる前に知っておきたいポイントを紹介します。ポイントの内容を理解し、必要に応じて調整しながら、明太フランスを楽しんでください。
マヨネーズを低カロリーのものにする
フランスパンを買ってきて、自分で明太フランスをつくる場合は、明太ペーストの材料に配慮すれば、明太フランス全体としてのカロリーを抑えられます。
明太フランスに使うペースト(35g)のカロリーは188kcalで、そのうちマヨネーズ(12g)は84kcalであるため、半分近くのカロリーがマヨネーズによるものです。
カロリー80%カットのマヨネーズを使えば、ペースト部分のカロリーは130kcal以下に抑えられることになります。
バターの量を減らす
明太フランスのフランスパン以外のカロリーは、全て明太ペーストによるものです。
明太フランスに使うペースト(35g)のカロリーは188kcalで、そのうちバター(12g)は89kcalです。明太ペーストのカロリーは約半分がバターのカロリーで占められているため、バターの量を減らした分だけカロリーを抑えられます。
明太ペーストを薄く塗る
440kcalというカロリーは、フランスパン(90g)を使って明太フランス(125g)をつくったときのものです。フランスパン(90g)は252kcalであるため、明太ペースト(35g)で188kcalあることになります。
パン屋さんでみかける、明太ペーストが厚く塗られた明太フランスをつくるのではなく、ペーストを半分の厚さにしてつくれば、90kcal以上のカロリーを抑えられます。
ライ麦や全粒粉のフランスパンを選ぶ
明太フランスの炭水化物量や糖質が気になって食べづらいという人は、通常のフランスパンの代わりにライ麦や全粒粉で焼かれたフランスパンを使ってみましょう。
ライ麦や全粒粉には、ミネラルや食物繊維を多く含んでいます。そのためフランスパンの材料を普通の小麦からライ麦や全粒粉に置き換えてみましょう。
健康と美容の面から注目されているライ麦や全粒粉を使えば、ダイエットをしている場合など、積極的にとりたい栄養素を含んだ明太フランスができあがります。
しっかり噛んで食べる
明太フランスは、噛み応えのあるフランスパンを使っています。その噛み応えのあるパンをよく噛んで食べることで、脳の後部視床下部が刺激され、満腹サインが出やすくなるため、食べ過ぎを抑制できます。
明太フランスをよく噛んで食べ満腹感が得られたら、無理して全てを食べきろうとはせずに量を減らしましょう。あらかじめ切り分けておいて食べる量を調節できるようしておくと良いでしょう
サラダや野菜スープと一緒に食べる
明太フランスは、炭水化物と脂質の多い食品です。明太フランスと一緒に食物繊維などを多く含んだ野菜のスープやサラダを摂ることで、バランスを整えましょう。
また、食物繊維には余分な糖質や脂質の吸収を妨げる効果も期待できます。食物繊維を多く含むキャベツなどを積極的にスープやサラダに取り入れてみましょう。
明太フランスのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
おいしいものはカロリーも高いはずだと思いこみ、敬遠していないでしょうか。たとえカロリーが高かったり、栄養バランスが偏っていたりしても、食べ方や調理を工夫すれば、好きなものを我慢せずに楽しめます。
明太フランスも、カロリーや炭水化物量が気になる食品ですが、アレンジ方法を知ることで、ダイエット中の方やカロリーを気にしている方でもおいしく食べられます。