気になる「バターロール」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/03/17
この記事では「バターロール」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は、テキスト下部に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
バターロールを食べると太りやすい?
バターロールは、「ロールパン」や「食卓ロール」とも呼ばれるシンプルなパンで、フレンチやイタリアンなどのコース料理で出されることもある食べ物です。
小さくて食べる量も調整しやすいため、食べるときのポイントを押さえることで、カロリーを抑えながらさまざまな栄養素を摂取することができます。
1個あたりのカロリーは高くありませんが、1個が小さいため、食べすぎることがないよう自分で調整して食べましょう。
バターロール1食分のカロリー
プレーンなバターロールは1個30gで、カロリーは95kcalです。同量の食パンだと79kcal、フランスパンだと84kcalであるため、それらと比べるとバターロールはわずかですがカロリーが高いです。
また、バターロールを3つ以上食べてしまうと、白飯1膳160gのカロリーを超えてしまうため注意が必要です。 カロリーが気になる人は、バターロールの食べる個数で調節しましょう。
バターロールの炭水化物量は?
バターロール1個30gの炭水化物量は、14.58gです。そのうち、糖質は13.98gあり、たんぱく質3.03g、脂質は2.7gあります。
バターロールは、三大栄養素のなかでも、炭水化物が半分以上を占めているということを覚えておきましょう。
バターロールを食べるときのポイント
バターロールは、1つ1つが小さいため、摂取する量の調整がしやすいというメリットがあります。ここでは、カロリーを抑えながら、栄養をバランスよく摂取できる方法を紹介します。
バターロールを食べるときのポイントを把握しておけば、健康状態を良好に保つためにも役立ちます。ポイントをしっかりと押さえるようにしましょう。
マーガリンが入っていないものを選ぶ
市販のバターロールのなかには、はじめからパンのなかにマーガリンが入っているものもあります。プレーンのバターロールに比べると、マーガリンが入っている分、カロリーや脂質が高くなります。
メーカーによっても異なりますが、同じメーカーのマーガリン入りとマーガリン入りではないバターロールを比べると、50kcal前後マーガリン入りの方が高カロリーです。
カロリーや脂質をとりすぎないためには、マーガリン入りではないものを選びましょう。
全粒粉が使われたものを選ぶ
市販のバターロールには、全粒粉を使ったものもあります。全粒粉を使ったバターロールのカロリーは、小麦を使ったものと大きく変わりませんが、食物繊維を摂取できます。
全粒粉は、通常なら取り除いてしまう小麦の表皮や胚芽を残したまま挽いて製粉したものです。食物繊維やミネラルなど、小麦の栄養を余すところなく摂取できるため、全粒粉を使ったバターロールを積極的に選ぶようにしましょう。
全粒粉を使ったバターロールは茶褐色で、香ばしい風味や歯ごたえのある食感も楽しめます。
ジャムをつけすぎない
バターロールに、ジャムをつけて食べたいというかたもいるでしょう。
しかし、ジャムには、糖質が含まれており、低糖度のジャムを使ってもバターロールの炭水化物量や糖質量に加算されることになってしまいます。
ジャムには、炭水化物以外の栄養素も多少含まれますが、ほとんどが炭水化物であることを理解し、ジャムなどをつけすぎないようにしましょう。
サンドイッチとして食べる
バターロールはパンのため、ご飯と同じ「主食」です。カロリーを抑えるために、バターロールだけを食べるのでは、主食のみになってしまい、1日に摂取する栄養バランスに偏りが生じてしまいます。
バターロールに野菜や肉・魚をはさんでサンドイッチにすれば、食物繊維やたんぱく質もいっしょにとれ、栄養バランスが偏りにくくなるためおすすめです。
食べすぎに注意する
1日に摂取すべきカロリーは、年齢や男女の違いによって異なる目安があり、目安を超えたカロリーを摂取し続けると太ってしまう可能性があります。
バターロールは、1個が小さくて食べやすいため、ついつい食べすぎてしまいがちです。食べすぎると、カロリーオーバーになってしまうため、1食分の個数を決めて食べるようにしましょう。
バターロールのカロリーや炭水化物量について知り食べ方を工夫しよう!
バターロールは手軽に食べやすいため、朝食やランチでよく食べるという人も多いでしょう。バターロールをよく食べる人は、カロリーや炭水化物量を知り、体にとってプラスとなる食べ方を覚えることをおすすめします。
手軽に食べられるというバターロールの特徴を生かして、栄養もしっかりととれるように工夫してみましょう。