【目からウロコ!】生のまま冷凍できてラクラク!夏野菜11種類の冷凍方法

2022/08/13

夏野菜は生のまま冷凍できるんです!冷凍すれば腐らせることもない&下ごしらえも不要、切ったものをそのまま使えるから大幅に時短にもなります。冷凍野菜でできる簡単レシピもご紹介。これで夏を乗り切りましょう♪

<教えてくれた人>
星野奈々子さん
ITエンジニア時代に料理を学び、料理研究家に。10歳の男の子のママ。近著に『カラダにやさしいオートミールの朝食とおやつ』(PARCO出版)。

1 「腐らせた~」がなくなって、食費もダウン

野菜は冷凍すれば、1カ月保存OK。安いときに購入して冷凍すれば、無駄にすることがなくなります。

2 下ごしらえ不要だから、ごはん作りの負担減

野菜は切って冷凍してそのまま使えるから、大幅に時短!

HOW TO FREEZE

空気を抜き、なるべく重ならないように平らにして冷凍する。
野菜の水分をしっかりふき取り、密閉式保存袋に入れる。

【ミニトマト】面倒な皮むきがするっと簡単に!

へたを取って冷凍。流水に当てると簡単に皮がむけます。マリネにして凍った状態で食べるのもおいしい。

HOW TO COOK

□スープやみそ汁に
□煮込んでトマトソースに
□半解凍でそのまま
□皮をむいてマリネや白だし漬けに

【トマト】煮込み料理やすりおろしてスープに

へたを取って皮つきのまま冷凍。ざく切りにしても。うまみが凝縮されるので、煮込み料理に◎。生食には不向き。

HOW TO COOK

□つぶすように煮て、パスタソースやトマト煮込みに(トマト缶代わり)
□すりおろしてガスパチョに
□ピぺラードに

【かぼちゃ】くずれやすいので、つぶして使う料理に

角切りでもOK。冷凍すると繊維が壊れてくずれやすくなるので、マッシュして使うと便利。煮ものには不向き。

HOW TO COOK

□レンジ加熱して軽くくずし、サラダやグラタンに
□ポタージュやクリーム煮に
□素揚げしてカレーなどのトッピングに

【ピーマン&パプリカ】好みの大きさでOK。彩りに重宝

せん切りや角切りに。食感は多少柔らかくなり、苦みを感じにくくなります。彩りにちょっと使いたいときにも便利。

HOW TO COOK

□炒めものに
□レンジ加熱しておひたしやナムルなどに
□ピザの具材にピぺラードに

【オクラ】レンジ加熱でおひたしもすぐ完成

下処理してまるごと冷凍。炒める・煮る料理のときは、そのまま加えて。おひたしなどにするときはレンジ加熱を。

HOW TO COOK

□炒めものに
□刻んでスープやみそ汁に
□ラタトゥイユやカレーにレンジ加熱しておひたしや梅あえなどに
□マリネに

【とうもろこし】ラップごとレンジ加熱するだけ

皮をむき半分に切り、1つずつラップに包んで冷凍。鮮度のいいうちに。食べるときはラップのままレンジ加熱。

HOW TO COOK

□レンジ加熱して実をはずし、炒めものやスープ、サラダに
□冷凍のまま米と炊き、実をはずして混ぜてとうもろこしご飯に

【ゴーヤー】ゆでるかわりに、お湯をかければOK

スプーンで種とわたを取り幅3~4mmに切る。サラダやおひたしにするときは、熱湯をかければさっとゆでた状態に。

HOW TO COOK

□チャンプルーに
□みそ炒めなどの炒めものに
□熱湯をかけて、マリネやおひたし、サラダに
□スープに

【きゅうり】自然解凍でそのまま使えて便利

使うときは自然解凍で。水分がギュッと絞りやすくなります。塩もみしてから冷凍してもOKです。

HOW TO COOK

□ポテトサラダに
□酢のものやあえものに
□浅漬けに
□中国風炒めに

【もやし】袋のまま冷凍しても大丈夫!

消費期限が短いもやしは、未開封の状態で袋のまま冷凍室に。必要な分だけ折って取り出せばよいので便利。

HOW TO COOKING

□炒めものに
□熱湯をかけて、ナムルやあえものに
□ラーメンや焼きそばの具に
□スープや鍋ものに

【ズッキーニ】炒めものから煮込み料理までなにかと便利

用途によって輪切りや角切りに。肉などと一緒に焼いたり、カレーやトマト煮などの煮込み系料理にも重宝します。

HOW TO COOKING

□炒めものに
□カレーやラタトゥイユ、トマト煮などの煮込み料理に
□ミネストローネなどスープに
□トースターでチーズ焼きに

【なす】油を吸いにくいので、煮る料理向け

半月切りや乱切りに。まるごとでもOK。冷凍すると油を吸いにくくなるので、炒めものより煮る料理に向きます。

HOW TO COOKING

□ひき肉と煮てそぼろ煮に
□ラタトゥイユやパスタソースに
□麻婆なすに
□みそ汁やスープに

かぼちゃで簡単かぼちゃグラタン

材料(4人分)と作り方
(1)かぼちゃ1/4個分は凍ったまま耐熱ボウルに入れてラップを掛け、600Wのレンジで6分加熱し、牛乳大さじ3を加えて軽くつぶす。ウインナーソーセージ3本は斜め半分に切る。
(2)耐熱容器に(1)を入れ、ピザ用チーズ適量をのせてオーブントースターで焼き色がつくまで5分ほど焼く。

ズッキーニとうもろこしで夏野菜と豚肉の炒めもの

材料(4人分)と作り方
(1)とうもろこし1本分は凍ったまま600Wのレンジで5分加熱し、包丁で実をそぎ落とす。
(2)フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、ズッキーニ1本分を凍ったまま入れて焼く。豚こま切れ肉200gと(1)を加えて肉の色が変わるまで炒め、焼き肉のたれ大さじ1を加えて混ぜ合わせる。

パプリカトマトでピペラード

材料(4人分)と作り方
(1)フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、パプリカ1個分、トマト1個分を凍ったまま入れてしんなりするまで炒める。
(2)生ハム6枚を手でちぎって加え、さっと炒める。塩少々で調味し、卵1~2個を落として好みの硬さになるまで火を通す。

ミニトマトオクラで夏野菜のマリネ

材料(4人分)と作り方
(1)ミニトマト12個は凍ったまま流水に当てて皮をむき、オクラ8本はラップで包んで600Wのレンジで1分30秒加熱する。
(2)保存容器に水大さじ3、酢大さじ2、砂糖大さじ2、塩小さじ1/2を入れて混ぜ、(1)を入れて冷蔵室で2時間以上おく。

*1カ月を目安に使い切りましょう

参照:『サンキュ!』2022年8月号「肉&野菜の便利帳」より。掲載している情報は2022年6月現在のものです。調理/星野奈々子 撮影/豊田朋子 構成・文/草野舞友 編集/サンキュ!編集部

 
 

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