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「梨」は冷凍できる!保存や解凍の方法・注意点は?アレンジレシピも紹介

2023/02/23

梨は冷凍できるのか気になるというかたは多いのではないでしょうか。本記事では、梨を冷凍・解凍する方法や冷凍する際のポイントについて解説しています。冷凍梨をおいしく食べるためのおすすめレシピも紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

梨は冷凍できる?

梨は基本的に冷凍保存が可能です。常温保存では鮮度が落ちやすいため、冷蔵保存もしくは冷凍保存するのがよいでしょう。

しかし、水分量が多いという特徴から、冷凍するとシャキシャキした食感は失われてしまいます。それでもおいしく食べることはできるため、すぐに食べきる予定がない場合は冷凍保存するのがおすすめです。

梨を冷凍保存する際には、本記事で紹介している保存・解凍方法などを参考にしてみてください。

梨を冷凍して食べる際の注意点

冷凍した梨をおいしく食べるために、注意しておきたいポイントがあります。

まずは、完全に解凍した状態にしないことです。完全に解凍してしまうと梨特有の食感が失われ、おいしさを感じられなくなってしまいます。半解凍の状態にすると食感が残り、おいしく食べられるでしょう。

そのため、お弁当に入れるのも避けましょう。冷凍フルーツはお弁当のおかずに用いられることもありますが、完全に解凍された梨は食感が変わってしまうことから、あまりおいしいとは言えないため、おすすめしません。

  • 完全に解凍しない
  • お弁当に入れない

梨をおいしく冷凍保存する方法

ここから、梨をおいしく冷凍保存する方法を紹介します。丸ごと冷凍することも可能ですが、半解凍してからカットする手間を考えると、すりおろしたりカットしたりしてから冷凍するのがよいでしょう。

コンポートやジャムなどに調理してから冷凍するのもおすすめです。さまざまな方法があるため、用途や時間に合わせてお好みで選べます。

梨は傷みやすいため、乾燥を防ぎながら早めに食べきるか、早々に冷凍保存して劣化を防ぐのがよいでしょう。

1:すりおろしてから冷凍する

まずは、梨をすりおろしてから冷凍する方法です。すりおろした梨をジッパーつき保存袋に入れ、空気をしっかりと抜いてから封をします。

ミキサーを使用して、ピューレ状にしてから冷凍するのもおすすめです。ミキサーにかける際のポイントとして、変色防止にレモン汁を少量入れるとよいでしょう。

すりおろした梨、ピューレ状にした梨は、いずれも自然解凍した状態で使え、ドレッシングやタレをつくる際に重宝します。

2:コンポートなどに調理してから冷凍する

続いて紹介するのが、コンポートやジャムにしてから冷凍する方法です。食感を気にする必要がないため、全解凍した状態でもおいしく食べることができます。

コンポートは、ヨーロッパの伝統料理です。コンポートにした梨は、シロップから取り出して後に、食品用ラップでしっかりと包んでからジッパーつき保存袋に入れます。

食べる際は、レンジ解凍、自然解凍のどちらでもかまいません。

3:カットして塩水につけてから食品用ラップで包んで冷凍する

最後に紹介するのが、梨をカットしてから冷凍保存する方法です。あらかじめカットしてから冷凍した方が、解凍後も使いやすいでしょう。

梨の皮をむいてから塩水につけ、食品用ラップで包み、ジッパーつき保存袋に入れて冷凍します。食品用ラップで包む際には、4~5個ずつまとめてもかまいません。

梨の解凍方法

アジアペアーズ
piyomix/gettyimages

冷凍した梨を食べる際には、自然解凍がおすすめです。室温で15分ほど置いておくと食感が残った半解凍の状態となり、おいしく食べられます。しかし、季節によっては解凍が早くなるため、5分ごとに様子をみるのがよいでしょう。

冷凍したままの状態でミキサーにかければ、スムージーになります。ほかにも、半解凍した梨にはちみつをかけたり、アイスにのせたりと、さまざまな楽しみ方ができるでしょう。

冷凍梨の保存期間は?

冷凍した梨の保存期間は約1カ月です。常温保存では劣化が早いため、冷凍すると保存期間が延びることがわかります。

約1カ月間は保存できるものの、冷凍焼けやにおい移りなどの心配があるため、なるべく早く食べきりましょう。梨を冷凍するにあたり、どの方法を用いるときでも、しっかりと洗ってから水気を拭き取るのがポイントです。

冷凍した梨の活用レシピ

カットした状態でも調理した状態でも冷凍した梨には、さまざまな活用方法があります。生の梨とは食感が変わりますが、味わいを楽しめることに変わりはありません。

続いては、冷凍した梨を使ったおすすめのレシピを紹介します。レシピのポイントもあわせて紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。とろっとした仕上がりとなる冷凍後の梨は、生の状態とは違ったおいしさを堪能できます。

梨のシャーベット

出典:E・レシピ

冷凍した梨を手軽にアレンジして、おいしく食べることができるのが「梨のシャーベット」です。

簡単につくれますが、ほんのりとした甘さとミントのさわやかさが相まって、本格的なデザートとなります。

カットした梨が変色してしまうのを防ぐ方法

梨に含まれている成分と酸素がふれ合うことで、変色してしまうことがあります。この変色は酸化と呼ばれる現象によるものです。

酸化を防ぐための方法は3つあります。まずは空気にふれないように真空状態にして保存すること、次に塩水(レモン水でも可)につけること、最後は水に浸しておくことです。

いずれも簡単な方法なので、よりおいしく食べるためにも変色しないように対策してから保存しましょう。

冷凍梨のおいしい食べ方を知ろう

梨はおいしく食べられる状態で店頭に並んでいるため、購入したあとはなるべく早く食べきるのがおすすめです。しかし、すぐに食べきる予定がない場合には、冷凍保存することもできます。

梨を冷凍保存して、さまざまな楽しみ方で最後までおいしく食べきりましょう。

参考にしたサイト

 
 

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