大豆は冷凍できる!種類別の保存や解凍の方法・アレンジレシピも紹介
2023/03/08
おすすめの大豆の保存方法をご存知でしょうか。本記事では、種類別の大豆の冷凍保存や、解凍方法、冷凍した大豆を活用できるレシピをご紹介しています。大豆が余ってしまった時などに、ぜひ本記事を読んで、参考にしてみてはいかがでしょうか。
大豆は冷凍できる?
大豆には豊富にたんぱく質がふくまれています。「畑の肉」と呼ばれることもあり、最近では大豆ミートも注目を浴びています。
しかし、いざスーパーで買ってきたものの、一回の食事で食べ切れず余ってしまったという経験をしたことはないでしょうか。また、大豆の保存期間はどのくらいなのでしょうか。
大豆は冷蔵だと数日しか持たないため、食べ切れない分は冷凍保存をするのがおすすめです。
大豆を冷凍する際のポイント
大豆を冷凍する際のポイントは、水分をよく切ってから平らに広げて保存することです。こうすることで、なるべく大豆同士がくっついて凍ってしまうのを防ぎます。くっついて凍ってしまうと、解凍時に身崩れしてしまう場合があるためです。
また、まとめて冷凍するより小分けにしてから冷凍すると、使いたい時に必要な分だけ解凍できるためおすすめです。
- 水分をよく切ること
- 平らに広げて保存すること
- 小分けにすること
【種類別】大豆の冷凍保存方法
市販されている大豆には、乾燥しているタイプや水煮されているタイプ、蒸されているタイプがあります。
タイプによって、冷凍保存の方法は異なるのでしょうか。ここからは、それぞれの冷凍保存方法をみていきましょう。
1:乾燥大豆の場合
乾燥タイプの大豆は、まずゆでてから冷凍しましょう。
先にゆでて戻してから冷凍しておくと、次に使用する時に便利です。ゆでたあと熱をとり、水気をよく切ってから冷凍用のジッパー付き保存袋に空気をしっかり抜いて入れます。この時、大豆同士が重ならないように平らにすることもポイントです。
冷凍庫に入れる際は、アルミトレイに乗せましょう。アルミなどの金属トレイを使うと、温度の伝達が早くなり急速に冷凍ができます。
2:水煮大豆の場合
水煮タイプの大豆も、ゆでたあとの乾燥タイプと同じく、水気をよく切ってから冷凍用のジッパー付き保存袋に入れます。あとは、ゆでた乾燥タイプと同じ方法になります。
水煮タイプはあらかじめ、ゆでられてから販売されています。そのため、すでに多くのビタミン・ミネラルなどの水溶性の栄養素が溶け出てしまっており、さらに解凍時にも溶け出ていってしまいます。水煮タイプを冷凍保存する時は、そのことを念頭に置いておきましょう。
3:蒸し大豆の場合
蒸しタイプの大豆は、ゆでた乾燥タイプや水煮タイプに比べると水気は少ないですが、しっかりと水気を切ってから冷凍用のジッパー付き保存袋に入れます。
その時になるべく酸化を防ぐため、空気を抜いてからジッパーを閉めましょう。あとは、乾燥タイプ、水煮タイプと同じ手順で冷凍できます。
蒸した大豆は、水溶性の栄養素があまり流れ出ていないため、解凍時に溶け出てしまうともったいないです。解凍せずに調理できるため、スープなどに入れると良いでしょう。
大豆の解凍方法
冷凍した大豆を使用する時は、冷凍用のジッパー付き保存袋に入れたまま冷蔵庫や常温で自然解凍します。また、自然解凍の時間がとれない場合は、電子レンジでの加熱、流水での解凍もできます。
スープや煮物などにする場合は、凍ったままでも調理ができるため、メニューに合わせて解凍方法を選びましょう。
冷凍大豆の保存期間は?
それぞれ種類別の冷凍保存方法をご紹介しましたが、冷凍保存した場合の保存期間はどれほどなのでしょうか。
乾燥タイプの大豆は1カ月程度、水煮大豆と蒸し大豆は2週間程度保存が可能です。
しかし、保存期間に限らず、できるだけ早く食べ切るようにしましょう。
冷凍した大豆を活用できるレシピ
ここからは、冷凍した大豆を活用できるレシピをご紹介していきます。
冷凍していても、水煮タイプの大豆と蒸しタイプの大豆は2週間程度の保存期間です。保存期間が迫ってしまいレシピに困った時などに、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
大豆とひじきの煮物
煮物の定番とも呼ばれる、大豆とひじきの煮物にも冷凍した大豆が活用できます。
お弁当のおかずとしても、いつもの食卓のあと一品たしたい時などにも喜ばれるでしょう。解凍してから調理しても良いですが、凍ったまま調理すると水溶性の栄養素も一緒に摂取できます。栄養素をなるべく逃したくない人はそのまま調理しましょう。
大豆のカレースープ
大豆をたっぷりと使用した大豆のカレースープは、冷凍したままの大豆を使うと良いでしょう。
ご飯やパンにも合いますし、寒い日の朝食などにもぴったりでしょう。大豆だけではなく、お好みの具材を入れて、アレンジして楽しみましょう。
冷凍大豆を上手に活用しよう
使いきれなかった大豆は、冷凍することで保存できます。しかし、乾燥タイプの大豆、水煮タイプの大豆、蒸しタイプの大豆があり、タイプによって冷凍保存できる期間が異なるため注意が必要です。
本記事でご紹介した種類別の冷凍方法や活用レシピを参考に、大豆を上手に保存し、おいしく食べましょう。